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今週のテーマ会議番号:2922
親の介護、心配ですか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
4位
【開催期間】
2010年03月01日より
2010年03月05日まで
円卓会議とは

伊藤宏一
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
伊藤宏一 千葉商科大学大学院教授・CFP
円卓会議議長一覧
今週の円単会議、実は先日の「イーウーマン・オブ・ザ・イヤー2009」の授賞式でお会いした丹下さんのテーマ……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes その時を考えると…… (cami・兵庫県・パートナー有・44歳)
小学生の娘の放課後の世話、食事の支度等高齢の両親の助けで、現在フルタイムで働ける環境にあります。両親が病気等で援助を受けられないと現状と比べて負担増は図りしれません。部長クラスの男性数人も親御さんの介護世代です。入退院、ケアマネさんとの連絡他、責任ある職務と介護の両立は大変のようです。周りもサポートし、ご本人も残業をせずに効率的に仕事をこなされてますが、外資系の為、経営幹部は外国人。介護の現実、将来のリスクを制度に盛り込むのは時間がかかりそうです。

yes 真っ只中です (みんつ・愛媛県・パートナー無・41歳)
母と一緒に父の介護をしています。現在は在宅介護でデイケアを利用しています。父の入院中は病院に泊り込んで、そこから仕事へ行っていました。急に病院から呼ばれることもありました。私は遠かった職場を転職しました。退院後の今は毎月ケアマネと打ち合わせが必要です。打ち合わせは平日の昼間なので、会社を休む必要があります。新しい職場はシフト制で休日を決めるので、平日の打ち合わせも計画的に対応できています。それでも、母と一緒に看ているお陰で私は仕事ができています。

yes Eternity leave (todokako・神奈川県・パートナー有・40歳)
数年前介護のため、仕事を辞めました。介護というのは想定外のことが多々あり、時間も予定通り終わることが少ないので、仕事の合間に組み込むことがとても難しい。「他界するまでの時間」のどこまでをカバーできるかわからないけれど、アメリカの企業で導入されている、Eternity leaveが日本でも導入されればと思っています。ただ、結局のところ、正社員だけが対象ということになると現実味がなさ過ぎとも思います。なぜなら、介護をする世代のほとんどは女性はパート社員かと思われるから。

yes 予備知識も大事です (pakupaku・熊本県・パートナー有・44歳)
親の介護が必要になったとき、何から手をつけてよいかわからず困りました。企業の制度が整うまでの当面の対策として、一定年齢以上の社員に、介護手続き等をまとめた小冊子の配布があるといいと思います。予備知識を持ち、個人で具体的な対応を考えておくだけでも、心身のストレスは軽減します。また、職場内の理解も広がるのではないでしょうか。

yes 親の介護優先で業務を (axwellcare・群馬県・パートナー有・48歳)
私の会社にも認知症の要介護の母を抱えたマネージャーがいる。現在は、一日数回実家で介護をしている。本人は申し訳ないと繰り返すが、私を含めたの社員は協力的で、基本的には「家庭優先」で仕事をさせている。当社は製造業ではないので、どうにでもなるが、ほかの会社では難しいだろうと思う。

yes 近い将来ありそうな気がします。 (poohママ・千葉県・パートナー無・37歳)
実家は九州。4人家族で姉妹。姉妹とも関東在住で、介護となると、どちらが面倒をみるのか……。まだ想像もしたことがありません。確実にせまりくる現実なのに……。介護についても、まだまだ知識が無いので、少し知っておかねばと思います。

yes 介護について (アールグレー・神奈川県・パートナー無・40歳)
自分の親はもちろん、将来自分自身についても将来が不安です。幸い、まだ、両親は元気ですが、いざ、介護が必要になったときのことを考え、今、地域のシニアライフのセミナーに出席し、勉強をはじめました。申請すれば受けられるサービスもあることや、施設の見学をしたりすることで、少しは役立つのではないかと思っています。

no 自分が満足と感じること (あーろん・東京都・パートナー有・40歳)
「仕事を休むことで、短期的には評価が落ちるかもしれないが、その気になれば取り戻せる。しかし親と過ごす時間は今しかないのだから、近くにいてあげなさい」上司のこの一言で私は仕事と介護の両立という重圧から解き放たれ、介護を選択することができました。介護する人への心のケアが介護の心配を軽減してくれると考えます。介護を終え、復職しましたが、以前より仕事に対して前向きに取り組めています。あの時の一言が私に仕事と介護に対する力を与えてくれました。

no 終わったから言えるのかしら? (ono445・三重県・パートナー有・48歳)
約6年の間に自立から要支援、要介護1〜5、寝たきり、そして旅立った母を単身介護しました。最悪の事を考えたのも1度や2度ではありませんでしたが、まわりの方々の暖かな助けに守られました。行政・施設サービス・税負担……何でも自ら出向いて詳しく聞く。利用できることは全て利用し、時間・気持ち・経済-余裕に窮したらヘルプのサインを出す。介護に正面から取り組んでいれば、様々な形の助けがもたらされます。辛いこといっぱいあるけど小さな幸せもあります。ポジティブに!
5日目の円卓会議の議論は...
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介護にも希望を!
今週の円単会議、実は先日の「イーウーマン・オブ・ザ・イヤー2009」の授賞式でお会いした丹下さんのテーマ「希望をもっていますか?」も同時に拝見しながら進めていました。丹下さんの言葉には心打たれるものがたくさんあります。その丹下さんの視点で言うと、私の今回のテーマの結論は、「介護にも希望を!」となります。

さて今日もたくさんのご意見ありがとうございました。まずtodokakoさんのパート社員は対象ではないのでは、という点ですが、育児・介護休業法は、正規労働者以外に「一定の範囲の期間雇用者」つまり一年以上同じ会社に勤めていて介護休業期間である93日経過後も引き続き働いているパート社員には、法律はきちんと適用されます。つまり1年以上勤めていれば法律はパート社員も守ってくれるわけです。そのことで会社とトラブルになつた場合は、改正育児・介護休業法に基づく紛争解決援助制度により都道府県労働局にある厚生労働省の雇用均等室が助言や勧告を行うほか、この4月1日からは調停委員による調停もできるようになりますし、勧告に従わない企業の公表制度もあります。

みんつさんはシフト制の職場に転職されて、介護に取り組んでいられるとのこと。同じ企業内で介護が必要な親の近くに転勤できるようにする、あるいは会社の方針で転勤する場合でも、地域限定にし、親の近くから離れないようにする、などの施策を検討している大手企業もあります。外国人の幹部や外資系の企業でも育児や介護についての理解はあると思います。todokakoさんの指摘されたEternity leaveもその例ですね。

介護する世代は、30代後半から40代そして責任世代の50代と幅があり、若い層では、子育てと重なることがあり、熟年世代では仕事の責任が重くなるという特徴があります。
camiさんが紹介してくれた部長クラスの方、axwellcareさんが紹介してくれたマネージャーさんはこのうち責任世代ですね。、axwellcareさんが難しいといわれる製造業でも、例えばキリンビールでは、短時間勤務制度があり、始業時間は本人と所属長が相談し、場所長が決め、決めた始業・就業時間の一時的な変更もリーダーの承認でできるようになっています。介護に取り組むやる気があれば工夫が生まれるということですね。

さて介護の備えとしてはアールグレーさんの言われるようにセミナーに出たり施設を調べたりすることはとてもいいですね。そして介護に取り組んでいる最中は、ono445さんが指摘されるようにできるだけ多く助けてもらうようにするのがいいですね。

あーろんさんの言われた上司の一言、これは本当に思いやりの心ですね。確かに仕事と介護に力を、そして勇気を与えてくれます。そしてono445さんの「辛いこといっぱいあるけど小さな幸せもあります。ポジティブに!」、これが今回のテーマ全体の結論であるように思います。辛い経験があれば、それに見合った深さの幸せと喜びが人生に与えられる、このように考えて、介護に取り組んでいけるといいですね。

昨晩NHKのクローズアップ現代で「食べる意欲がおこる介護食」というテーマを扱っていました。要介護状態になって流動食等になっていた方が、かまないでもおいしく食べられる介護食を奥さんに食べさせてもらってにっこりとし「おいしい」と言ってね奥さんも「本当においしいと感じているんですよ」と楽しそうに言っていたのが印象的でした。日本の介護食は、世界的に先進的な取り組みで、中国でも注目されており、輸出も始まるだろうとみられています。このように介護に希望がもてる取り組みを企業もしていますね。

今回もたくさんの心のこもった投稿の数々、本当にありがとうございました。

伊藤宏一
千葉商科大学大学院教授・CFP
伊藤宏一


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■ 「配偶者控除の廃止、賛成ですか?」
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■ 「女性に介護の負担がかかるのは仕方ない」
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