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今週のテーマ
会議番号:2922
親の介護、心配ですか?
投票結果
87
13
451票
66票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2010年03月01日より
2010年03月05日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
伊藤宏一 千葉商科大学大学院教授・CFP
たくさんのご意見ありがとうございました。 「だんだん進んでいくからと言ってなぜ介護ばかり特別扱いにな……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
まさに現実の問題です (宙には何が・東京都・パートナー無・43歳)
自分が本当に経験することでわかったことです。自宅での介護の後2年間の入院生活をへて父が亡くなりました。病院の先生との話し合いは平日の診療時間内に限られるため、会社を休まなければならず、さらに東京と地方で離れており2日必要です。休暇を取るための仕事の調整については、全く会社からのサポートはありません。会社の介護制度は最低限となっており、子どもに対する精度と比較になりません。誰もが直面する課題だと思うのですが、実行しやすい子どもに対するサービスの方が優先されます。
心配です (TAKE_DC・栃木県・パートナー無・39歳)
仕事の都合上、現在は離れて暮らしています。一人っ子なので基本的に自分で面倒を見るしかなく、就職する際も何かあってもすぐに帰れる所にしました。今現在は両親とも健康なのでまだ現実味はありませんが、いつかそんな日が来るんだろうな、と漠然と不安を持っています。既に弊社では介護休暇の制度が導入されていますが、介護は期限がないので、制度でカバーできるのか、その間の生活費は、と考えると心配です。
一人っ子だし、若くないし (kimirie・兵庫県・パートナー無・39歳)
今は、まだ、母は元気なので、介護はしていません。どちらかと言えば、私が「介護」してもらっているような(笑)……なので、今目に見えて、心配しているわけではないのですが、現実にいつかはやって来ると思うとやっぱり気掛かりですね。ただ、うちはとても零細なので、そう言った親の介護のときは、私だけでなくスタッフたちも、精一杯出来る範囲で助け合って、介護が出来ればいいと思います。なので、お互い気持ちよく介護をし、その間はフォローする、雰囲気は保っていたいと思っています。
心配です (歌バカ・北海道・パートナー有・44歳)
一昨年あたりから、両親が揃って入退院を繰り返すようになりました。子どもが小学生になりほっと一息もつかの間です。同僚に母親を在宅介護している人もいて、覚悟はしておかなければと思っています。比較的介護に関しても制度の整っている職場なので恵まれていると思いますが、自分自身が介護の公的制度のことをよく知らずにいることが心配の原因です。いざとなってあわてないように今から少しずつ勉強しておきたいと思います。
介護現場で働く人の賃金について (masako11・東京都・パートナー有・39歳)
父の介護を家族でした時に、デイケアサービスを利用していました。介護サービスを利用すると仕事が続けられるので、経済的な負担が軽くなります。行政がしなけばならないと思うことは、介護を受ける人への経済的援助も必要ですが、一方で、介護の現場で働く人たちの賃金や保障も大切だと思います。力仕事や不規則な仕事ですから、それに合った賃金が払われなければいけない。そうした仕組みを作ることで、結果的に、介護を受けている人たちへのサービスの充実に繋がるように思います。
本人と家族との介護観の違い (いんこいんこ・大阪府・パートナー有・47歳)
私はケアマネであり、また介護5の義母がいます。本人希望で、義父がサービスを活用して在宅介護をしています。私達も片道1時間半かけて毎週通うので、交通費もばかになりません。他の家族も見ていて感じるのは、本人たちは在宅希望でも、子どもたちは介護度いかんに関わらず、施設をすぐ考える傾向にあることです。
介護は100人100色 (gomakiti・福島県・パートナー有・44歳)
私は介護に関する仕事をしています。祖父母と母の介護もしました。確かに要介護者を抱えると大変です。しかし、悲惨な面ばかりクローズアップするメディアにはうんざりします。施設に入ったり、何らかのサービスを利用できればそれでいいのですか? 子育てや教育だって大変なのに、だんだん進んでいくからと言ってなぜ介護ばかり特別扱いになるのでしょう? 全部を含めて人生なんだ、と基本に帰りませんか?
現実と寄り添って行く (taiyang・東京都・パートナー有・35歳)
私は親の介護について、さほど心配はしていません。なぜならその時の流れに従えばいい、と思っているからです。昨年末、突然義母の介護に直面する時がやってきました。それまでのキャリアも生活スタイルも一変しましたし、もちろんお金の問題も出てきますが、少なくともそれまで知らなかったさまざまな情報を集めてみると、自分が思っていたよりはいろいろな制度もあるようです。問題はその情報が本当に必要な人々のところまで届かないことが沢山あることです。
3日目の円卓会議の議論は...
介護も“最初から”視野に入れたワークライフバランスを
たくさんのご意見ありがとうございました。
「だんだん進んでいくからと言ってなぜ介護ばかり特別扱いになるのでしょう? 全部を含めて人生なんだ、と基本に帰りませんか?」というgomakitiさんのご意見、強く印象に残りました。本当にそうですね。人は生まれ育ち、自立しやがて年老いてさまざまな介護が必要になる、その丸ごとのかけがえのない人生を肯定して、支えあってぬくもりと思いやりを感じあって生きていけるかどうかが、本当に基本ですね。
その意味で
子育てや教育と同じように介護も人生にとって普通のことという認識
を私たちも企業ももっと共有すべきだと思います。
国際的に著名な女性社会科学者アイスラーが書いた『ゼロから考える経済学』(英治出版)というすばらしい本が昨年翻訳され、心打たれて読みました。アイスラーは、「思いやりのない支配の経済学」から
「思いやりのあるパートナーシップの経済学」への転換
を提唱しています。経済には家庭経済・地域無報酬経済・市場経済・不法経済・政府経済・自然経済という六つの分野があり、家庭経済こそその中核である。ところが従来の経済では家庭経済・地域無報酬経済・自然経済が除外されており、それがゆがんだ見方や政策につながっている。私たちの課題は、人間のニーズと能力が育まれ、自然環境が守られるような思いやりの経済を作り出すことだ。アイスラーはこう主張します。
何のために仕事があるのか
。それはよく考えてみれば結局、人間が幸福に生きるためであり、家族が幸せに生きるためではないでしょうか。アイスラーによると、米国でも2020年には51歳以上の人口が74%増加するのに対して、10歳未満の人口は1%しか増加せず、米国の労働人口の54%が、今後10年以内に年老いた両親や親せきの介護をすることになるとのことです。アイスラーは、
子育てと同時に介護も最初から視野に入れたワークライフバランス
を、働いている人も会社も取り組んでいくことが必要で、しかもその方が経営的にも効果があると主張しています。
思いやりのある企業施策は結果的に働いている人に安心を与え
、会社に深く献身し、上司との関係もより前向きになり、会社に利益をもたらすというのです。
人事コンサルティング会社ワトソン・ワイアットの調査によると、米国ではフレックスタイム制などの柔軟な就労形態を支援している企業は、
介護や育児の責任を負った社員に対してそうした柔軟性を提供していない企業に比べて、株式時価総額が3.5%高い
とのことです。人は思いやりを受けていて気分がいいとき、生産性が高まり、創造的になる、という心理学者の研究もあるそうです。
規模の小さい企業でもkimirieさんが言われるようにお互いに助け合って介護を支えるという思いやりの心があり、宙には何がさんが指摘されている休暇にかかわる時間的工夫を考えあうことができれば、とても助かるし、結果的に、会社や職場により信頼感が増すのではないでしょうか。
さてそこで
実際に介護の経験がある皆さんの投稿をさらにいただければ
と思います。
特に時間や休暇の工夫をこのようにして介護に取り組んでいるというご経験があればぜひ、ご紹介ください
。また
会社や上司と話し合って、時間的工夫を理解してもらい助かった
といったことがあれば、ぜひご意見をお寄せください。
介護に不安があるというご意見も引き続き、いただければと思います。会社の幹部の方のご意見もお願いいたします。
伊藤宏一
千葉商科大学大学院教授・CFP
「配偶者控除の廃止、賛成ですか?」
伊藤宏一さんが投げかける!
「女性に介護の負担がかかるのは仕方ない」
リポーター東海林のり子さんが投げかけたこの問いに、2001年当時の参加者の声は?
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