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今週のテーマ会議番号:2922
親の介護、心配ですか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
6位
【開催期間】
2010年03月01日より
2010年03月05日まで
円卓会議とは

伊藤宏一
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
伊藤宏一 千葉商科大学大学院教授・CFP
円卓会議議長一覧
皆さんご存じの高島屋というデパートがあります。社員の約半分弱が女性で、その勤続年数が平均20年(平成21……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes ケアマネージャーの腕次第 (Kiki-0125・東京都・パートナー有・40歳)
実の母が末期がんとなり、介護し看取りました。退院当初は在宅酸素療法のみで自立していたため介護度も低く、受けられるサービスがほとんどありませんでした。当時は夫が海外単身赴任中で、子どもも一番下が1歳5歳10歳で3人いたため、脳転移して急激に認知症の症状が進行した時は介護認定が追いつかず、自費で負担したりもしましたが、有能なケアマネさんに恵まれて、いろいろと支えてもらうことが出来ました。介護保険の制度を活用できるかはケアマネさん次第な部分が大きいように思いました。

yes 真っ最中です (りめっと・埼玉県・パートナー有・41歳)
実父(82歳、うつ病、障害3級)が高齢者専用住宅に一人暮らししています。一緒に暮らしたこともありますが、共働きで幼児2人を抱えての同居介護は外部サービスを使っても限界があったので現在の形になっています。経済的な負担は0ですが、通院同行や生活支援(銀行での預金おろしや買い物など)のための時間的負担は大です。介護休業・介護時間制度など導入されていますが、突発的な事情(通院など)に対応できる時間単位で取得可能な介護休暇が欲しいです。

yes 育児制度に追いついて欲しい (toko・兵庫県・パートナー無・44歳)
祖母と父は専業主婦だった母が一人で頑張って家で介護して看取りました。フルタイムで働きながら母を看れるのか? 考える時があります。勤務先では介護休職は1年、介護時短は3年と制度はあります。多少なりとも制度がある事は有難いと思いますが、育児と違って介護は先が見えません。なのに育児よりも短期間で退職を迫られるのは厳しいなぁ! 時短の期間がもう少し長くなり、介護理由で退職しても復職出来る様な道が開けると悔い無く見送れると思っています。

yes 職場に介護体験者が増えたら (kiitos・東京都・パートナー有・35歳)
母は長い間、祖母の介護をしています。数年前、父の具合が悪くなり、母は祖母と父2人の面倒を見なければならなくなり、介護と仕事を両立するために引越しと転職をしました。前職では、出張・休日出勤が多く、事情を伝え昼休みを削るなど、出来る限りの努力をしましたが限界でした。今は父も元気になり、交代しながら介護をしています。公共機関や施設のサービスも利用していますが、職場で理解していただくのは本当に大変です、介護体験がある人がもっと会社にいてくれたら……

yes 介護環境の厳しさを実感 (やっちゃん24・パートナー無・41歳)
「親」それとも「仕事」。厳しさを実感しています。最近これから始める親の在宅看護に当たり、医師から「平日、お母さんだけでなく娘さんもしていただく必要があります」と言われました。管理職では介護休暇は取りにくいし、降格? 退職? 仕事をやめれば生活が。でも親は何にも変えれない。と本当に悩みました。結局、親戚の力も借り両立でとりあえずやってみるということになりました。周りの理解・認知等、介護休暇はまだまだ取得しづらい休暇だと実感しました。知恵と体力でがんばります。

yes 家族の理解が一番でしたが。 (m yukie・神奈川県・パートナー有・46歳)
昨年、3〜4年患っていた父を亡くしました。ろうけん入所中心でしたので、母の補助的介護でしたが、それでも精神的にはかなり疲れました。救いだったのは、実家・自宅・ろうけん・病院が2�卮楼呂如∋楡澆班賊,力�携がうまく取れていたことです。社会的には、ケアマネ等の人材育成と連携の仕組み作りが重要だと考えます。企業は、性別によらず、親の介護にあたる職員を公にサポートする姿勢と活用しやすい制度づくりをしてほしいですね。これがあって、配偶者・子どもの支援が活きてきます。

yes 非常に心配です (りえを・岡山県・パートナー無・30歳)
私は福祉現場で働いています。判断能力の不十分な高齢者等の福祉サービスの利用援助や日常的金銭管理を行う「日常生活自立支援事業」という事業と認知症介護者の会の事務局の担当をしています。いずれの業務でも言えますが介護者がいて介護に向き合っておられる方ばかりではありません。サービスがたくさんありますが地域で差があります。自分も同じことが出来るかと訊かれたら仕事をしながら介護をすることは難しいと思っています。

yes 双方の親の重み (minerva21・福岡県・パートナー無・34歳)
夏に結婚を予定していますが、相手も私も一人っ子の為、双方の親を介護する可能性があります。しかも、これから子どもを育てる可能性も考えると、介護と子育てと二つの大変な時期を同時に迎える可能性が強くしり込みしてしまいます。企業は育児には以前よりも(それでもまだまだですが)力をいれていますが、介護はまだ理解が少ないように思います。介護休業も育児と同じように長くして欲しいと思います。現行制度では会社を止めざるを得なくなると考えると、憂鬱です。

no 施設 (ニューヨーク・東京都・パートナー有・36歳)
祖母が一人で生活することが難しくなった頃から、施設にお世話になっています。そのため、話し合ってはいませんが、両親も施設に入ることになるのではないかと思っています。そうなれば、もちろん祖母の時と同じようにできるだけ会いにいきますが、一義的な問題は、金銭的なことだと思うので、しっかり貯めておきたいと思います。

no 案ずるより産むが易し (Coco Bennie・広島県・パートナー無・41歳)
2年前、母が階段を踏み外して骨折し、入院。その時、思い切って退社。経済的には不安定ですが、それでも、母と過ごす時間が増えて、母とのコミュニケーションが深まりました。家計も節約をすれば、なんとかなりますし、何より、高齢の母をひとり夜遅くまで留守番させずに済むことは安心安全。母自身の努力の甲斐あって今はすっかり元気に。いつもそばにいることで心が落ち着くので、「私、長生きしそう!」と母が笑って田舎に電話しているのをみると「これで、良かった!」と思います。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
始まっている企業の先進的な介護への取り組み
皆さんご存じの高島屋というデパートがあります。社員の約半分弱が女性で、その勤続年数が平均20年(平成21年2月現在)です。ここでは会社をあげて生産性向上の視点からワーク・ライフ・バランス推進をしています。しかし育児については、育児休業制度利用者は、制度開始から数えて2120名なのに対して、介護休職制度利用者は98名しかいません。これをみるとやっちゃん24さんが言われるようにまだまだ介護休暇はとりづらい感じですね。

しかし他方では勤務時間短縮について、短時間勤務やフレックスタイム制、時差勤務などの導入は進んでいます。住友スリーエムではフレックスタイム制と育児介護目的の短時間勤務の併用が可能ですし、アステラス製薬では、短時間勤務については、当該月間勤務時間の25%の範囲内で1時間、2時間、半日、1日の時短から選択でき、しかも組み合わせての取得が可能です。この会社では、平成21年4月から介護対象者との同居・別居、病状の程度、親類・家族の状況、地域の介護支援体制や介護施設の利用可非などによって介護ニーズは個々に異なることを認識し、介護支援制度の拡充を図ることになり、こうしたきめ細かい短時間勤務制度を導入しています。りめっとさんに会社にもこうした制度があるといいですね。

ところでtokoさんやminerva21さんの言われる介護による退職の心配は、実際に大きいと思います。東京都産業局の調査によると、従業員が望んでいる介護支援制度のベスト3は、短時間勤務制・経費援助・再雇用制ですが、なんらかの形で短時間勤務制の実施は6割の企業でされているものの、経費援助は5%弱、再雇用制は8%強で、ニーズに応えていない現実があります。しかし企業の中には住友重機のように介護を理由とした退職者について介護休業取得日から6年以内に再任用する制度のあるところもあります。またNECでは復職支援プログラムもあります。

さて6月末に施行される改正育児・介護休業法では、93日までの現行の介護休業の他に、要介護状態の対象家族一人について年5日、二人以上で年10日の介護休暇が取得できるようになります。この法律も含めて、私は企業が従業員の介護支援をこうした先進的な取り組みに学びながらもっと取り入れていくべきだと思いますし、働いている側ももっと積極的に介護休業の取得をすべきではないかと思います。
 
そこで皆さんにお尋ねしたいのですが、「会社にとって従業員の介護支援をすることは経営上マイナスになり、生産性が下がる」という指摘についてはどうお考えでしょうか。あなたの職場の経営陣は、従業員の家族介護をどのように見ていると感じますか。皆さんのご意見をお待ちしています。

伊藤宏一
千葉商科大学大学院教授・CFP
伊藤宏一


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