自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談

今週のテーマ会議番号:2887
農山村の人々と、交流していますか?
投票結果
28  72  
91票 231票

この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。

2日目/5日間
働く人の円卓会議
2位
【開催期間】
2010年01月18日より
2010年01月22日まで
円卓会議とは

大和田順子
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
大和田順子 LBA(ロハスビジネスアライアンス)共同代表
円卓会議議長一覧
YESが27%とは、実践していらっしゃる方が3割近いということで、かなり多いなと思いました。 ご実家のある……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 実家が…… (くみboo・神奈川県・パートナー有・45歳)
実家の両親が、山深い田舎でお米や野菜を作っています。今は遠く離れているので、なかなか手伝いに行けませんが、以前は田植えにお茶刈り、稲刈りなど手伝っていました。体力がいりますが、自然の中で体を使うのは、とても爽快感を得られます。両親が丹精込めて作った野菜などは、本当に美味しい。スーパーなどの野菜とは、全く違います。お米も買ったことがありません。私にとっては、本当にありがたいことです。

yes 農業収穫の契約で楽しんでいます (日本のごみ・茨城県・パートナー有・45歳)
市の主催する契約農園に参加しています。簡単な農作業のというより主に収穫体験が出来ます。収穫後のお茶会で交流をさせていただいていますが、皆さん炊き出しをしてたくさんのおもてなしをしてくださいます。大変なことだと思いますが、子どもの頃経験した村の互助的な風習が今も残っており、私たちには暖かく感じられます。

yes 地元の農産物に注目! (セプテンバー・ソング・神奈川県・パートナー有・41歳)
地元は横浜。実は住まいの近くにも堆肥をつかった農薬を極力控えた農産物をつくっている畑があることを知り、先日お手伝いに行ってきました! きっかけは、住まい近くの障害者雇用してランチを提供しているお店に出ていた野菜。あんまりに美味しいので「どちらの野菜ですか?」と聞いたのが始まり。宅配を利用して野菜購入していましたが、頻度を減らし、極力地元神奈川や横浜の農産物を選んで購入。流通ルート(CO2排出)に注意し、直接農家の方を応援できるのがメリットです!

yes 生協の産地交流で (あきんぼ・東京都・42歳)
生協では、生産者を訪ね、交流をするイベントがあるので積極的に参加しています。特に子どもが中学生の頃までは、年に2回以上は参加していました。生産者との会話では、ご家族の話を聞くこともあり、農村の問題点を知ることができます。

yes 故郷の活性化は嬉しいですが…… (ぷり-む・神奈川県・パートナー無・44歳)
故郷が秋田の農山村です。近年村営のスキー場やホテルも出来、活発さや勢いは感じないが、寂れた印象はありません。送付される村の広報からは、保育園や学校の行事は村をあげて、夏は草、冬は雪の上での手づくりソリ大会などの自主行事も盛ん、教育に熱心な様子は運動文化面での表彰の様子からも伺いしれます。老いた叔父叔母との会話からは(活性したとしても)田舎を求めてくるよそ者が部落に住まわれるは嫌だし、観光化などで村が変わって行く事にも戸惑う、と言うのが本音のようです。

no 方法は? (dokinchn・東京都・パートナー無・40歳)
どうやったら交流できるのでしょうか。まったく今の生活からは考えられません。教えてください。その手段や手立ての発想が全然ありません。ネットでいろんな方と知り合いますがその中に農村の方がいるかもしれませんが……。私自身「故郷」と呼ぶものが農村ではないので、親戚にもいませんし、コンタクトの方法がありません。

no 都会が農村をプロデュース (もんちーた・埼玉県・パートナー有・34歳)
残念ながら、農村の方々とのつながりはないのですが、マクロビオティックを基本としているため、常に気にしています。また、ちょうど時期を同じくして、外国人フィアンセの母国で、世界遺産の地元に住む貧乏な原住民のために、彼の家族とプロデュースの計画が持ち上がっています。日本の農村部でも応用できるのではないか、と思います。それは、伝統と文化を今の形にデザインしなおすこと。たとえば、都会の農村の野菜を使ったカフェを玄関口として、現地まで「来てもらう」工夫をするなどです。

no 仲良くしたい (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・40歳)
ドライブなどで農山部には行くことがあります。私も家族も山や田舎が好きですから、本当ならばもっと地元の方と仲良くしたいと思っています。直売所などで地元の方と言葉を交わすくらいでしょうか。また、家族の知人は、農家の方もいて、作物をわけていただくことがあり、とてもありがたく思っています。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
限界集落での「開墾ツアー」は女性に人気!
YESが27%とは、実践していらっしゃる方が3割近いということで、かなり多いなと思いました。
ご実家のある農山村で交流されている方も多いようで羨ましいです。私も東京都のdokinchnさん同様、東京生まれの東京育ち。田舎がありません。活動の情報源については追々ご紹介させていただきますね。

それで、私の場合、この数年、ご縁があって農山村で活動されているNPOの方や、農山村に引っ越して農業を始めた方やお住いの方達との出会いがありました。

その過程で、彼らが住む集落が中山間地域で、高齢化・過疎化していて、耕作ができなくなった元田畑が年々増えているということを知ったのです。調べてみましたら、遊休農地とか、耕作放棄地は全国に約30万ha(調査によっては約40万ha)にもなっています。食糧自給率が41%と先進国の中で最も低く、何とかしなくては、という気運が高まっていますが、一方で農山村では耕されない耕作地が年々増えているということが同時に起きているのです。

そこで、“限界集落の耕作放棄地の開墾”をしよう、広めよう!と、プロジェクトを昨年10月から始めました。「開墾マニュアルブック編集プロジェクト」です。10月末には開墾バスツアーを企画しましたが、参加者約30人うち過半数が20〜40代の女性でした。名付けて“開墾女”(かいこんじょ)!

 ※ツアーの詳細レポートはこちら!
 http://www.owadajunko.com/archives/2009/11/20091031111.html

耕作を放棄された元農地を田畑に再生するために、地域で活動するNPOのスタッフや、農家の方達の指導を受けながら、皆で力を合わせてススキの根や、木の根をスコップで掘って抜きます。日本の自然は再生力が高いので、何年かすると田畑に木まで生えてきてしまうんですね。……だから限界集落の耕作放棄地は元農地であっても“開墾”が必要になるわけです。

「カイコンって何?」
「誘われたから、まあ付き合いで来たんだけど」
と往きのバスの中では気乗りしないことを様子だった女性達も、すっかり、ワイワイ言いながら楽しんでスコップやクワを使って木の根っこと格闘し。私はしばらく悩んでいた腰痛がウソのように翌日には治っていました。ストレッチ効果でしょうね(笑)

「目の前にある根っこを、皆と協力しながら黙々と作業し、抜けた時の達成感。あんな風に力を思いっきりこめて、何かと格闘することも普段の生活ではないですよね〜。土と触れることや、思いっきり力をこめたり、身体中がヘロヘロになって脱力したりもすることで、どんどん素の“シンプルな野生”に戻っていく感じでした」
とは40代のフリーライター女史の感想。

その後は温泉に入り、晩は大宴会。限界集落の、耕作放棄地の開墾で、農山村の方達との楽しい交流で、なんだか心も身体もホカホカになる一日でした。


皆で抜根(ばっこん)。良い汗をかく 

今は耕作放棄地になってしまっている田畑は、かつては棚田であったところが少なくありません。棚田が無くなるとどうなるか。鉄砲水や土砂崩れなどにつながりかねません。各地でそうした災害が起きている背景にはこのようなことがあるわけです。広葉樹や手入れをされた針葉樹など豊かな森林や、中山間地域の田んぼなどによって、川の中流、下流そして海までも豊かな生態系がつながっていくのですね。

引き続き、農山村の方達と、こんな交流をしている、活動をしているなど、お聞かせ下さいね。

大和田順子
LBA(ロハスビジネスアライアンス)共同代表
大和田順子


関連参考情報
■ 「ビジネスは環境と本当に共生できると思いますか?」
政治が先頭にたって国民や企業を低炭素化へ向けて引っ張り始めている
■ 「泡瀬干潟の埋め立てに賛成ですか?」
大手マスコミはびっくりするほど、こういう問題に鈍感…… だからこそ、私たち一般の人々が補わなくては!
■ このジャンルの過去円卓会議をチェック
■ このジャンルのトップページへ

今週進行中の円卓会議一覧

e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
ワーキングウーマンの意識調査 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english