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今週のテーマ
会議番号:2495
お盆は墓参りに行きますか?
投票結果
64
36
539票
306票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年07月14日より
2008年07月18日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
井上順孝 國學院大学教授
民俗学者の柳田国男は、日本人の先祖に対する信仰に注目し、『先祖の話』という有名な本をあらわしました。……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
伝えられるもの (erigeneia)
私は死んだら、お墓に入りたいと思います。そこに入ることで、お墓に行かなければ思い出さない存在になれるような気がするからです。(いつも思い出させてしまうのは、心苦しい……)そして、家族が「この人が生きた時代はこんなだったんだよ」と、今、戦争や震災、当時の文化の話を聞くように、伝えなければならないものを伝える機会として、私のお墓参りがあればいいなぁと思います。
自分から行くようになりました (yu_ka・兵庫・パートナー無・27歳)
これまでは家族に連れられて行くことはありましたが、実際に会ったことがない祖父母やご先祖様に対してはあまり身近に感じることができず、自分から進んでお墓参りに行くことはありませんでした。しかし、数年前に同居していた祖母を亡くしてからは、たとえお盆に家族と都合が会わなくても、別の時期に一人でもお墓参りへ行くようになりました。もし私が祖母の立場だったら、孫の私が会いにきてくれたらうれしいだろうな、と思うからです。
先のことですが (ポーチュラカ・福島・パートナー無・40歳)
私も私のただひとりの姉もパートナーはいません。子どもをもつ予定もありません。よって、この世を去る時は残される身内がいません。入るお墓もないと思います。まだ先のことと思い、決めていませんが、葬式、お墓のことは人の手を煩わさないようにしたいです。ちなみに私の母は樹木葬を希望しています。
「お墓をもたない」選択 (Perla・千葉・パートナー無・39歳)
我が家は親類との縁が薄く、両親は独立したお墓に入ることになりそうです。しかし我が家は娘2人(私と妹)。墓を建てたところでいずれ「無縁仏」になる可能性が高い。両親が既に高齢のためお墓の話はよくしますが、以上のこともあり現在「墓地をもたない」計画が最有力候補に浮上しています。例えばいわゆる「お墓のマンション」に入るとか、散骨といった方法を考えています。「墓参りしてくれる人がいなければ寂しいではないか」そんな気持ちが我が家族個々の心の根底にあるのかも知れません。
お墓に入りたくない (meg助・栃木)
理由としては死んだら残りたくないからです。残りたくないので、お墓参りもして欲しくないのです。家族に聞いたところ、結構小さいころから公言していたようです。お寺にお参りするのは嫌いではありませんので、自分が行く分には抵抗ないのですが……
海外 (だいあ・海外・パートナー有・42歳)
海外在住のために、お墓参りがほとんどできなくなりました。言い訳のようになりますが、出来なくなってから初めて先祖への思いや両親の役割などが改めて重要だと気付くようになりました。最近はお盆の時期に、心の中でお墓参りをしています。
5日目の円卓会議の議論は...
「日本の宗教文化としての墓参り」
民俗学者の柳田国男は、日本人の先祖に対する信仰に注目し、『先祖の話』という有名な本をあらわしました。第二次大戦直後のことです。地方によって田の神、山の神と呼ばれているのは、祖霊であるというような考えも抱きました。
それから60年以上がたち、日本人の先祖に対する観念もいくらか変化したようです。墓参りが子孫の義務という観念はいくぶん薄れ、また死んだら墓にまつってもらうことにこだわらない人も少しずつですが増えています。散骨・自然葬、樹木葬という言葉もしだいに広く知られるようになり、実際そういうやり方を希望する人も出ています。
ただ、墓というのは、個人をしのぶには適切な具体的装置ですし、家庭の位牌と違って、いろいろな人が自由にお参りできます。
依然、過半数の人は墓参りを大事にしている
ことが、今回のサーベイでも確認できました。
お寄せいただいたご意見を読みますと、表面上は似たように手を合わせていても、墓参りの思いは、それぞれに独自のものがあることがよく分かります。
今回はほぼ一貫して6割少々の人が、問いかけにYESと答えたという結果になりました。私たちが10数年にわたって学生に対して行なっているアンケート結果でも、少なくとも2人に1人は直前のお盆に墓参りをしたと答えています。この習俗は今後もそう大きな変化はないかもしれません。
一種の宗教文化として日本に定着している
からです。
だとするなら、
墓参りに行くのだという方は、これをどんなことを省みる機会にしたらいいか、少しだけ考えてみるのもいいかもしれません
。
一週間、おつきあいいただき、ありがとうございました。
井上順孝
國學院大学教授
「お墓参りの際に、死者のたましいを感じますか?」
「千の風になって」という歌のヒットに見る、新しい死生観?
「学校での「宗教文化教育」は、必要?」
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