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今週のテーマ会議番号:2495
お盆は墓参りに行きますか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
4位
【開催期間】
2008年07月14日より
2008年07月18日まで
円卓会議とは

井上順孝
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
井上順孝 國學院大学教授
円卓会議議長一覧
墓参りは依然として多くの日本人にとって、大切な習慣として受け入れられているようです。(えりんご)さん�……
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1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 今年母の納骨をします (nikonikomam・兵庫・パートナー有・40歳)
2年前に母を亡くしました。父と妹と相談しましたが、やはりお墓を立て維持するのが難しいかと、実家近くのお寺で永代供養をお願いすることにしました。これまで祖父母のお墓参りは例年実家に帰省するたびにいっていましたが、今年から、お墓参りの場所が一つ増えることになります。正直、個人だけのお墓ではないのがさみしい気持ちもありますが、故人の冥福を祈る場所としてこの形もありかと思っています。私の子どもの世代だともっとお墓参りの風習も変わっていくのではないでしょうか。

yes 自然に行きたくなります (えりんご・愛知・パートナー有・29歳)
私は妹を亡くしているので、小さい頃からお仏壇やお墓参りと関わりが多いです。お墓参りは「行かなければならない」ものではなく、「行きたくなる」ものだと思います。私の場合はお盆に限らず、数ヶ月手を合わせていないと行きたくなります。忙しくて行けない期間が長い時は「ごめんね」と心で思い、心の中で手を合わせます。そんな私の姿を見ていた3歳の娘も当たり前のように手を合わせることができるように育っています。私は、それを見て身近にお墓参りがある環境に感謝しています。

yes 習慣なのか感覚なのか (erigeneia)
祖父母の仏前に一日一回線香をあげています。特に信心深いということでもないと思うのですが、線香の延長に、お墓参りがあり、お盆に限らず、お彼岸にもお墓参りをしたいと思います。行かないと気持ち悪い、行くと役目を果たしたと感じますが、当然のことだと思っていたので、改めて問われ、必ずしも一般的ではないのかなと思いました。

yes タワシ持参でお墓へGO! (kanade・宮崎・パートナー有・26歳)
実家を離れてからタイミングがあえばこそですが、お盆か年末のどちらかは墓参りしています。我が家は墓掃除をかなり大掛かりにします。タワシや古歯ブラシを持参して全員でお墓をピカピカに。最後はお酒好きなご先祖様に日本酒を供えて帰ります。母は水をかけながら「ご先祖様も暑いやろうねぇ。これで少しは涼しくなるかしら」とお墓に話しかけるように掃除するのを見てきました。こういうことが先祖を大切するってことなんだなぁ、と思って育ってきたので、大切な家族行事のひとつです。

yes 我が家のお盆 (ぴーやん・愛知・パートナー無・37歳)
実際はお墓にはいきません。なぜならお盆はご先祖様たちは我が家に帰ってくるのでお墓に行ってもからっぽだから、というのが私たち家族の考えです。13日夕方に迎え火をたき、仏壇にはお膳や馬にみたてた茄子をお供えし、お坊さんがお経をあげにいらっしゃり、15日夕方送り火を焚きます。おかえりなさい、また来年ね、という言葉はごく自然にでます。代々続く家柄ではなく、私の祖母が亡くなって初めてお墓ができた家です。だからこそ、おじいちゃんおばあちゃんお帰りなさい、と言えるのかも。

yes 最も謙虚になれる瞬間 (武士道・愛知・パートナー有・33歳)
私にとってお墓参りは、最も謙虚になれる時間です。30歳を過ぎた頃からそう思うようになりました。父が既に亡くなっているので、自分の姿を見せに行き、対話をする気持ちで行きます。亡き祖父母については、明治時代から戦時中を生き抜いてくれたおかげで自分があることに深く感謝をしています。古いご先祖に対しては、お礼の気持ちが最も多く占めています。「子孫を残さなくては」と強く思うのも、お墓参りに行くときです。

no 墓に対する考え (きのこのこ・神奈川・パートナー無・37歳)
私の居住地と両親の居住地、先祖の墓がどれも新幹線で何時間もかかるぐらいに離れたところにあるので行きません。時折、故人の思い出話をしたり、好きだった歌など思い出して歌ったりするのが供養になると思っています。また、私自身は墓には入りたくありません。薄気味悪いイメージがあるので、墓は嫌いなのです。もし、両親より私が先に死んだら、遠くの墓に入れるのではなく、遺灰からダイヤモンドを作って側に置き、残りは海へまいてもらいたいです。

no 場所も知らない (dokinchn・東京・パートナー無・43歳)
情けない話ですが、お墓がある場所も知りません。両親も墓参りしないので私も全く意識がありません。ご先祖様に手を合わせた方がいいのでしょうが、一度お墓がどこにあるのか聞いてみようと思います。両親は別にお墓をたててくれといっていてご先祖代々のお墓に入る意志はないようです。

no お墓の前で (Aska)
お盆にも、お彼岸にもお墓参りには行きません。かといってご先祖様に感謝しないわけでありません。ただお墓に固執する必要性を感じないだけです。「私のお墓の前で」という歌がありましたがまったくそのとおりだと思います。

no 夫は毎週、私は一度もありません (kakoran・大阪パートナー有・)
夫の両親がぱたぱたと亡くなり8年がたちましたが、夫は近所ということもあり、毎週お参りに行っています。そして私も時々いっしょに行きます。一方、私の母の遺骨をお墓に入れて2年たちますが、まだ一度もお参りをしていません。理由は自分でもよくわかりませんが、母自身がお墓参りをしていなかったので、許してくれているかなとか、望んでいないよねと勝手に思っています。夫と私の違いから子ども時代の教育が大きいと思います。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「配偶者の行なう墓参りへの関わりは、どうなっていく?」
墓参りは依然として多くの日本人にとって、大切な習慣として受け入れられているようです。(えりんご)さんは、行かなければならないものではなく、「行きたくなる」ものだというふうに述べておられます。自然にそのような気持ちになり、そのように体が動くということでしょうか。(erigeneia)さんも、「行かないと気持ち悪い」という表現をされています。

さらに、(武士道)さんは、墓参りが「最も謙虚になれる時間」だと、その精神的な意義を述べられています。自分をみつめなおす、またとない機会という思いが伝わります。
その一方で、(きのこのこ)さんのように、遠くにあるから行かないというだけでなく、薄気味悪いイメージがあるので、「墓は嫌い」という人もいらっしゃいます。(dokinchn)さんは、お墓がある場所を知らないということです。

今の時点では6割以上の人がYESと答えていますが、墓参りは子孫の義務というような考えは減少しつつあるような印象を受けます。お墓は幽霊が出る場所として描かれることもありますから、薄気味悪いというイメージをもつ人は、あるいは少なくないかもしれません。しかし、場所を知らないという人はそう多くないと思うのですが、どれくらいいるものでしょうか。

ところで(kakoran)さんの話は面白いですね。近所にある夫の両親の墓参りはするが、自分の母の墓参りはまだしていないということです。一般にはむしろ自分の親や祖父母などの墓参りはするけど、配偶者が行なう墓参りに対しては、一般的に熱心さが薄れると考えられるのですが、どうでしょう。

配偶者が行なう墓参りにどう対応するかは、人によってさまざまでしょうが、身の周りを見渡して、今後はどうなっていくでしょうか。あなたや、あなたの家族はどうですか? 予測あるいはご意見をお聞かせください。

井上順孝
國學院大学教授
井上順孝


関連参考情報
■ 「お墓参りの際に、死者のたましいを感じますか?」
「千の風になって」という歌のヒットに見る、新しい死生観?
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