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今週のテーマ
会議番号:2459
親子でお金の話をすることに、抵抗がある?
投票結果
18
82
147票
685票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年06月02日より
2008年06月06日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
小野瑛子 家計の見直し相談センター
夢をかなえるには、親子の協力関係が大切です。 親子のお金の話し合いについて語り合ってきましたが、……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
お金の大切さは…… (toreina・千葉パートナー有・)
お金の大切さは説明できますが、「我が家の家計が苦しいから買えない」とか、まして金銭がからんでくる進路選択になった場合、きっとお金を前提にした進路選択をさせることはできないと思う。子どもが「お金、お金」と言っている姿自体好きでない。お金はとても大切で、お金で生活ができるのだけれど、お金を主体にした考え方をしてほしくない。このさじ加減が難しく思っている今日この頃です。
有効な使い道 (Tosuku・東京・パートナー有・48歳)
実家が自営業で、両親ともまじめな働き者です。特にお金に関する教育はありませんでしたが両親の後姿からお金を大事に使う(節約)ことは学びました。しかし生きたお金の使い方を教われれば良かったなあと思います。現在も私はなけなしのお金を節約(といっても溜まってはいませんが)するばかりで、有効にお金を使うのがへたです。子どもにも節約ばかり伝えているような気がします。今からでも自分で学び、有効な使い方をしていきたいと思います。
お金に躍らせられないために (テイラー・大阪・パートナー無・25歳)
裕福な家ではありませんでしたので、家庭でのお金に関する話と言えば、二言目には「お金が無い」……でしょうか。お金の話をする事は悪いこと、品の無い事という概念が親にはあった様です。お金ときちんと向き合い、仲良く付き合う方法を教えてもらいたかったと思います。(味方にも敵にもなりますからね) 自分の子どもには、お金に追いかけられない生活を将来してほしい。その為にはお小遣いを年間制にするなど自分で「考える」力をつけてくれる様な方法を考えたいと思います。
現実を理解する (naive・東京・パートナー有・44歳)
我が家は、パートで母が働き、不在のことが多かったこともあり、新聞代、郵便局の保険など、支払いは子どもでも分かるように小分けにされた封筒にお金が用意されておりました。毎月、25日になると父のお給料をいろんな封筒に分けている母の姿をよく見ておりました。子どもの頃は、あまりにも現実がわかりすぎ、悲しくなることもありましたが、こんな経験が今では役に立っていると母にもよく話しています。現実を知る=自分がやるべきこと、できることが身にしみてわかったような気がします。
時間軸を持ってやりたいことを (non蒼papa・千葉・パートナー有・47歳)
投稿していて思い出しました。子どもの頃、お年玉を自分で郵便局に貯金に行っていました。親に言われてだったと思いますが、今の自分は子どものお年玉をちらりと見せて貯金しています。一晩つらつら考えるに使い道の優先順位は現在の選択に偏って意識させていたことに気づきました。将来やりたいことと今のそれとの時間軸も必要ですね。自分の時代は減少する貯金(?)はご法度でしたけれど、将来のために適度のリスクを取ったり、一時的な借り越しをコントロールすることを体験させたくなりました。
お金にポジティブ? (amour・東京・パートナー無・41歳)
私はお金にネガティブでしたが、離婚後自分で生活しなければならなくなってからお金をポジティブにとらえられるようになりました。また、本当にお金を稼ぐということの大切さがわかったことや、簡単でないことも心底わかったため、それを息子に伝えなくてはと思い、よく話しています。お金を生み出すためには考える力や人間力、人脈、時間とにかく色々必要ですが、本当に自立すると強くなれるので、自分でお金を生み出しだからこそお金の価値をわかり良い使い方をしようと。
お金を使う場面を教えたい (コウちゃん・大阪・パートナー有・41歳)
子どもの頃「おもちゃを買ってあげよう」と親戚に言われた。ホントは欲しかったけれどなぜか「いらない」と言ったとき、親に凄くほめられた。以来、「欲しがることを我慢し、お金を使わないこと」が「良い」と言う感覚が残った。大人になり、物を購入したり、慶弔ごとでさえ、お金を出す場面では出し渋ってしまう。何にでもお金を出したくない気持ちが強く、自分でもバランスが悪いと思う。こういうときには使う。こういうときには使わない。そんなメリハリを子どもには教えたい。
よく話します (OPAL・愛知・パートナー有・38歳)
子どもの頃は堅実に貯金することを両親から教えられ、大人になった現在では父と私は投資や運用についてよく情報交換してます。
必要なときに使うお金の作り方 (oopon・千葉)
私の子ども時代は、節約やリサイクルが当たり前の生活で、親からお小遣いをもらったことがなく、必要な分は都度申告してもらっていました。余りがでたら親に返していました。自分で考えてやりくりするようになったのは、働いてからです。与えられた中で買い物することだけでなく、お金をためて欲しいものを買う体験は、将来、自分で稼いだお金を運用するために必要な経験なのではないかと思います。その成功体験から、お金を計画して使うことを学べると思います。
経済縮む時代に金融感覚は命がけ (Jack_Kenta・埼玉・パートナー有・54歳)
私の父母の世代(昭和一ケタ)は、借金をして家を買えば、給料がどんどん上がって楽に払い終え、ほとんど元手を支払っていないのに十分生活できる年金をもらい、医療費も自己負担はほとんどありませんでした。経済の縮む時代に生きなくてはならない私の子どもたちは、借金は簡単に返せませんし、社会保障はほとんどありません。金融感覚がないと、野垂れ死にするかもしれず、それを教えない親は無責任だと思います。
改めて認識 (NG40・海外・パートナー有・48歳)
子どもの頃、裕福ではなく、何をやるにしても子ども心にお金の心配が先にあったので、これまで、「自分の子どもにはお金のことで心配させたくない」との思いが先行し、子どもとお金のことを話すとの思いにいは至っていませんでした。本テーマをきっかけに子どもにどのように教えるべきかを少し考えてみたいと思います。
5日目の円卓会議の議論は...
金銭教育のあり方と課題
夢をかなえるには、親子の協力関係が大切です。
親子のお金の話し合いについて語り合ってきましたが、今日はもう最終回。たくさんの素晴らしいご意見をお寄せいただき、私もいっぱい勉強させていただきました。
「お金を前提にした進路選択をさせることはできない」というtoreinaさんのご意見には、多くの方が心の中でうなづかれたのではないでしょうか。親としては、子どもの能力を最大限に引き出してやりたいし、子どもが希望する進路に進ませてやりたい。お金がないために子どもの夢をかなえてやれないのはつらいし、まして子どもが「うちにはお金がないから」と、自分で自分の夢を封じてしまうのはとても悲しいことです。
ただ、時間や労力に限りがあるように、お金にも限りがあります。限りある中で、どうやって夢をかなえていくか……。私の脳裏によみがえったのは、対照的な2人の友人の思い出です。
ひとりは、私の事務所の経理も担当していたスタッフ。彼女は2人のお嬢さんにアイススケートを習わせていました。最初は遊びだったのですが、2人とも才能があったのかグングン上達し、スケート選手としての将来が嘱望されるようになりました。彼女としては、なんとか子どもたちの才能を伸ばし、夢をかなえてやりたい。ところがスケートのトレーニングには多くの費用がかかります。無理に無理を重ねているうちに、ついに事務所のお金に手をつけてしまったのです。私が気づいたときは数百万円の穴があいていました。FPとしては(FPじゃなくてもそうですが)致命的な問題です。
もうひとりの友人は40代のアメリカ人。子どもの頃から野球が得意で、プロ野球選手を夢みていたそうです。そんな彼に、ある日、お父様がおっしゃいました。「ハイスクールを出てすぐプロになるか、大学に進学するか、いま決めることはできないが、私は君の将来のために、毎年これだけのお金で国債を買っている。国債の利回りがこれくらいになれば、君が使えるお金はこれくらい殖える。利回りが下がれば殖え方は減るが、最低限でもこれくらいにはなる。親として君にやってあげられるのは、これが限界だ」と。
それ以来、彼は子どもなりに国債の利率や利回りに敏感になり、毎年1回、お父様と一緒に将来はどれくらいの金額になるか計算したそうです。「ハイスクールに入学した頃には、どうも少し足りないようだと分かりました。足りない分は自分で貯めようと決心し、学業と練習の合間にアルバイトして、収入のほとんどを貯蓄しました」。彼は希望どおりの大学に進学し、希望どおりプロ野球選手になり、日本の球団に招聘され、引退後はアメリカに帰ってコンサルティングの仕事をしています。
子どものためにこそ、親は頑張れる。しかし、それには限界もある。夢をかなえるためには、親子で力を合わせて頑張ることが大事だと、彼は私に教えてくれました。お父様と投資や運用について情報交換なさっているOPALさんのお話にも、その素晴らしさを感じました。
節約ばかりではなく「有効な使い方をしていきたい」というTosukuさん、お金に追いかけられない生活のために自分で「考える」力を身につけてほしいというテイラーさん、お母様のやりくりを手伝い、現実を知ることの大切さを学ばれたnaïveさん、お金を稼ぐ大変さを知り、お金にポジティブになったamourさん、メリハリをつけた使い方を教えたいというコウちゃんさんたちも、同じように考えていらっしゃるのではないでしょうか。
non蒼papaさんは「使い道の優先順位は現在の選択に偏って意識させていたことに気づきました」とのこと。
子どもが幼い頃は現在の選択でよい
と思います。
小学校高学年か中学生くらいになったら、将来も視野に置いた選択をさせたい
ですね。また、ooponさんは「必要なときに使うお金の作り方」を教えていきたいとのこと。これこそがライフプランであり、マネープランであると思います。NG40さんも今回の話し合いをきっかけに、お子さんとの協力関係を築いていってくださいね。
「経済が縮む時代に金融感覚は命がけ」というJack_Kentaさん。私もそのとおりだと思います。金融感覚のあるなしによって、今後はこれまで以上に貧富の差が広がっていくでしょう。私は昭和二桁の入り口の人間ですので、中途半端な金融感覚のまま人生を送ってしまいましたが、いま30代の私の子どもたちやスタッフたちが、しっかりとした金融感覚と知識を持ち、家族で協力し合いながら着々と夢をかなえていく姿を見て、とても頼もしく感じています。
一週間の実りあるお話し合い、ほんとうにありがとうございました。私もあらためて金銭教育のあり方について考えさせられました。いま多くのFPが金銭教育の問題に取り組んでいますが、これを機会に私も頑張っていきたいと思います。
小野瑛子
家計の見直し相談センター
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