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今週のテーマ
会議番号:2179
子どもの変化、気づく自信ありますか?
投票結果
54
46
556票
467票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年05月28日より
2007年06月01日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
子どもに心の変化が生じると、対応のマニュアルがあるわけでもなく、親としてどう対応して良いかわからない……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
見て見ぬ振りをするか (まみむめまま・パートナー有・41歳)
近所に、公共物を傷つけたり、他人の物を黙って持ち帰ったりする子がいます。他の親たちは知っていても、当の本人の親は気づいていないようなのです。下手に伝えると、ひどく叱られるのが目に見えているし、その子もストレスがたまっているであろうことが分かるので、なかなか伝えられないでいます。
オープンなコミュニケーション (tulip・福岡・パートナー有・35歳)
長女が小学2年生のある日、少し沈んだ様子で帰宅しました。話を聞いてみると、学校で仲間はずれにされたというのです。出来事を一つひとつ丁寧に紐解いて、じっくり話を聞きました。そして一緒に泣きました。思いっきり泣いた後、今後の対策を一緒に考えました。その後、辛いことがあるとすぐに打ち明けてきますし、私からも声を掛け、具体的に話をすることができています。今思うと、“お母さん”が一緒に泣いたことが、子どもの心に安心感をもたらしたのだと思います。親子の間に虚勢や恥は不要ですね。
気付くことはできるが (もいもい・東京・パートナー有・34歳)
中1の時、GW開けてから1カ月ほどで急激に不良化した友人がいました。また、私は小学校や高校で時々いじめに遭っていましたが、両親には話していませんでした。大人になってから母親に「気付いていた」と言われましたが、前述の友人のご両親も、私の母親も、気付いていてもどうして良いか分からなかったのではないかと思います。私自身、娘に何か変化が起きたとき、気付く自信はありますが、うまく対処する自信はありません。
不要なところで手を掛け過ぎ (ちゃーよ)
17才の娘がいますが、中学で摂食障害になり、現在も不安定です。自信をなくして困難から逃げる癖が抜けず、自己否定感情が強いのです。今考えれば、親が登校時に付き添う、学校に意見を言うなど、親が手を出し過ぎました。壁に向かっていけずに、子どもは困ってしまったのです。自分の足で踏み出そうとしていますが、いわゆる問題行動となっていて、親子ともにもがいているところです。
5日目の円卓会議の議論は...
「子どもは社会で育てる」
子どもに心の変化が生じると、対応のマニュアルがあるわけでもなく、親としてどう対応して良いかわからないのは当然と思います。一人で抱え込まずに相談相手を見つけておくことが必要でしょう。子どものあるがままを受け入れる、多くの選択肢を考えてみることです。学校にこだわりすぎるのもよくないと思います。
温かく見守り、守り育てるというメッセージが子どもに伝わることが重要
です。
10代は最も身体的な病気が発症することは少ない年代です。しかし、
こころの病気は最も発症しやすい時期
です。こころの病気が、思春期だからなどといって見逃されていることもあります。首都圏のある自治体では、臨床心理士や児童精神科医が、学校管理者の要請があった公立学校を訪問するシステムをとっていますが、学校からあげられた相談事例よりも、心理、医療の専門家が指摘したその他の事例の方が多いということを聞きました。学校と医療、心理を含めたネットワーク作りが必要と思います。
専門家に相談すべき子どもの様子
としては、
昨年9月のうつ病のサーベイ
でも一部述べましたが、
本来のその子らしさが急に失われ喜怒哀楽を示さない
激しいこだわり
休日特に夏休みなどの長期休暇中も身体的不調が改善しない
猜疑心が強く、さまざまなことを被害的に考えてしまう
このような状況が2〜3か月続く時です。上記の症状に当てはまるが
子どもが受診を渋る場合は、ご家族の方だけでも結構です。まず相談を
受けて下さい。本人が受診しなければ診察ができないという機関があれば、他の機関に相談して下さい。本人が受診できないほど緊張や不安症状が強いことがあるからです。
親自身が精神的問題を抱えていることがあります。まみむめままさんのご意見にもありましたが、
親に下手に伝えると、トラブルになることがあります。
学校の先生方は経験されたこともあると思います。子どもにもストレスがたまっていて、学校や保育園でストレスを発散するかのように問題行動を起こします。このような場合は、
一人で対応せず、学校内でケース会議等を開いて対策を検討
して下さい。
例えば虐待の可能性があれば児童相談所、人権侵害に該当するいじめは警察、異常に強い親の権利意識(独自の判断による給食費未納など学校運営に支障を来すような場合)は、行政・司法機関、など他の機関との連携が必要です。
貴重なご意見ありがとうございました。今回の皆さまの意見もふまえて、
今月末(2007年6月末)に学会でお話し
をさせていただこうと思います。第97回日本小児精神神経学会( http://www.cc.aoyama.ac.jp/user/t60950/ )のホームページをご覧下さい。余談ですが、ホームページを見た方から「だいかいちょう」とは大げさではないかと指摘されましたが、「大会長=たいかいちょう(大会の会長)」です。公開シンポジウムのご参加をお待ちしています。1週間ありがとうございました。
古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
「古荘純一さんとのwin-win対談」
傷ついた状態では、子どもたちは吸収できない
「アメリカで活躍する学校心理学者とは」
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「子どもの予期せぬ行動が心配」
考えなければならないポイント
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