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今週のテーマ
会議番号:2179
子どもの変化、気づく自信ありますか?
投票結果
54
46
543票
460票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年05月28日より
2007年06月01日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
自分の子どもを客観的に見ることは難しいです。これは専門家でも例外ではありません。「親の欲目」で見てし……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
対応が難しい (yummin・千葉)
変化に気付き、子どもが望む対応をする……非常に難しく感じています。近頃、娘は遊びの仲間に入ることができず、偶然、その中心となる子の母親と会い、娘は「○○ちゃんが、私を仲間はずれにするの」と自ら話し掛けました。その方は、不可解な表情で娘を見ていました。ある遊び仲間に入っていないことを認識してはいましたが、娘が自らその母親に訴えるとは、多少驚きました。「親に言うなら、直接、お友達に仲間に入れるように言えば?」と娘に言ってしまいましたが、娘は悲しそうでした。
過干渉は、反抗的になる (binko・大阪・パートナー有・42歳)
上の息子が高校生のあるとき、朝なかなか起きようとせず、「休む」とのこと。私は「学校は1/3休んでも卒業できるから、休むのならどうぞ」と言ってパートに出かけました。その2年後、息子は「あの時学校で小さな事件が起きて、僕がその犯人にされ、皆からシカト(無視)されて……でも、誤解であったことが分かって……」と、ポツリと言ってきました。あの時、「どうして学校行かないのか」とか、「休んではダメ」とか、「どうしたのか」とか、追求しなかったのがかえって良かったようです。
問題を認める勇気が互いの第一歩 (chachakocha・USA・パートナー有・50歳)
BPDという初耳の診断名を告げられ、片っ端から資料を読みあさりました。私の子がなぜ情緒障害に? 一生治らない事実を親として受け入れるのには何年か必要でした。当の本人はBPDのレッテルをまず拒否。情緒・行動をコントロールする術を身につければ社会生活に復帰できる、治療の経過で「視力矯正にはメガネをかけるのと同じ」という一言に出会い、障害をもつ自分を認識できた時から親子でスタートラインにつけたと思います。障害を持つ側も見守る側も、現実をありのままに認識するには本当に勇気が要ります。
自分が疑われた経験から (あきんぼ・東京・40歳)
中2の息子は中学に入ってから、いくら眠っても足りず、授業中の居眠りだけでなく、学校の帰りに路上で休憩ついでに眠るほど。さらに週に1度は、37度台後半の熱を出します。親しい友人は医者に見せることを勧めますが、子どもの立場に立つと踏み切れません。私自身、大人に風変わりに見られる子どもで、親に連れられて鑑定に連れて行かれたことがありますが、その事の心の傷が大きいからです。子どもを傷付けずに診察に行く方法はあるのでしょうか?
子どもの現場にいる大人との連携 (じゅんじゅんまま・東京・パートナー有・40歳)
娘が小3の時、友人とのトラブルについて娘から聞いた話と、その後、担任の先生に相談した際、その担任から聞いた娘の友人の話は真逆だったことがあり、驚いたことがあります。場合によっては、客観性をもって対処する必要があると感じた次第です。私自身がフルタイム勤務で顔を合わせる時間が少ないなかでは、学校の先生、塾の先生、知らない間にメールし合っている実家の両親との連携が必要だと強く思います。
子の心親知らず (imagadaiji・大阪・パートナー無・32歳)
私自身小学5年生のとき、うつ病にかかりました。しかし同時期に父親の勤務先が倒産して失業したため、私には家族の関心がまったく向けられず、母親は私のうつ病にちっとも気付きませんでした。担任教諭に「こんなに暗い子を見たのは初めてです」と言われてハッとしたそうです。大人になってから「今思うとあの時はうつ病だった」と母に話すと、「言わないと分からない」と言われものすごく傷付きました。どんな状況であれ子どもの本心を聞き出す姿勢を忘れないでほしいです。
4日目の円卓会議の議論は...
「親は子どもの問題に特に気づきにくい」
自分の子どもを客観的に見ることは難しいです。これは専門家でも例外ではありません。「親の欲目」で見てしまったり、些細なことを過剰に心配するあまり、本質的な問題を見落としてしまうことがあるのです。
我々の調査では、
子どもが内面的な問題を抱えていなければ、情緒・家族関係などの生活全般に関する母子の認識は概ね一致しています。しかし問題を抱えていると認識にずれが生じていることがわかりました。お父さんには不名誉なことですが、父子の認識は問題を抱えていなくてもずれが生じている結果を得ています。
親子の認識に差が生じる理由
として、
子どもは、
悩みを的確に表現することが苦手で、「うざい、むかつく、だるい、微妙、別に」などの言葉に集約してしまう
ストレスがあると頭痛、腹痛、など身体の症状として現れやすく、大人は身体の症状に気を取られてしまう
自分の悩みに対し大人の納得のいく対応が得られなければ、相談しても無駄だと簡単に見切ってしまう
自分の不調に気づいても、塾、メディアの利用の習慣(特にメールの返事)などで忙しく睡眠不足気味で自己調節ができない
親自身がストレスを抱えていると、子どもは親のストレスをさながら自分の問題のように感じ取ってしまう
などがあげられます。
大人の問題として
行動面の問題は把握しやすいが、抑うつや不安などの内面的な問題は把握しにくい
日本人の親は、自分の考えた子どもの像と現実のギャップを否定的にとらえ、子どものあるがままを受け止めにくい傾向がある
急激な社会情勢の変化により、自分が育てられた体験が必ずしも役に立たず、「自分が小さいころはこうだった」と言っても子どもは理解できない
夫婦間の育児感の不一致があると、肝心の子どものことが後回しになってしまう
などがあげられます。
あきんぼさんのお子さんは睡眠障害の可能性があり、治療を要するのではと思います。Chachakochaさんのお子さんのBPDとは(Borderline Personality Disorder:境界性人格障害)でしょうか。いずれにせよ
障害があることを偏見なく理解すること
は重要です。
子どもの変化に気づいたけれども対処がわからない、あるいは変化があるかどうかわからないということであれば、日頃から信頼のおける相談者を探しておくことも必要でしょう。
子どもと親が悩みを共有することで、子どもの悩みは解決に近づく
と思います。
本日は、子どもの変化に気づいた場合
、
親として
子どもにどのように説明するのか
教師や知人として子どもの変化に気づいた場合、
親にどのように伝えるのか
パートナーや地域・学校関係者と
どのように協力したのか
などについてご意見をいただきたいと思います。多くの投稿をお待ちしています。
古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
「古荘純一さんとのwin-win対談」
傷ついた状態では、子どもたちは吸収できない
「アメリカで活躍する学校心理学者とは」
アン・オレアリーさんとのwin-win対談
「子どもの予期せぬ行動が心配」
考えなければならないポイント
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