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今週のテーマ会議番号:1896
あなたは祖国を愛していますか?
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3日目/5日間
働く人の円卓会議
2位
【開催期間】
2006年05月22日より
2006年05月26日まで
円卓会議とは

藤田正美
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
円卓会議議長一覧
「愛国心」という言葉と「国を愛する心」というのは、僕にとって違う言葉のように響きます。「愛国心」はど……
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2日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 何をどのように教えるのか (Kiwiana・オーストラリア・パートナー有・46歳)
「学校で教える」と言うと、「教師が正しい知識を生徒に与える」と考える場合が多いと思います。私が「愛国心を学校で教える」ことについて最も危惧することは、「正しい愛国心」とは何なのか、そして誰がそれを決めるのかということです。誰かが決めた「正しい愛国心」についての学習指導要領と教科書ができ、それを教えるようになったら、戦前の修身と同じではないでしょうか。「私にとってはそれは正しい愛国心ではない」と言えなくなる日がくることを恐れています。

yes 日本の伝統文化を伝えたい (ちょこばなな・東京・31歳)
私は日本文化を育んだこの国が好きで、仕事で会う外国人にもよく日本の話をします。アメリカのような多民族国家では文化的背景がさまざまなため、愛国教育でまとまりを作りあげることが必要かもしれませんが、日本はほぼ同じ文化圏ですから、毎日国旗に誓うような教育は必要ないと思います。しかし、日本の伝統文化や日本人の物の考え方を伝える教育は家庭だけで教えるのは難しいので、学校でJETプログラムや教育テレビなどをきっかけとして、みんなで話し合い、考えるような授業があるといいと思います。

yes 意識すること (shundari・愛知・パートナー有・61歳)
子どもには愛国心を教えるのではなく、日本の文化や考え方、歴史などを意識して勉強の中で話題に取り上げることが必要ではないかと思っています。考えるのは子ども本人で、国や大人が押し付けるものではありません。我が家にはいろんな国の人が来たり、自分達もホームステイに出かけたりしますが、子どもは日本が一番好きなようです。そしてどこの国の人も、自分の国が大好きな人がほとんどですね

yes 感謝と思いやりの気持ちから (Funebun・アメリカパートナー有・)
「私」の土台を構成してくれた祖国日本の大切な人々と環境に常に感謝しています。愛国心を培うには、まず人々を愛することが先決。親愛なる家族、友達、恩人へ感謝と思いやりの気持ちを持ててこそ初めて祖国を愛することができるのでは。教育基本法が問題であると言って国に責任の所在を求める前に、己を愛し他人を認め受け入れるという人間関係における原点を見直さなければ、人々は冷え切り愛国心を持たない人が増えるのではないでしょうか。

no 伝えるのは大人 (sai1019・広島・パートナー無・27歳)
文化としてという意見にとても納得しました。そして私が感じたのは、伝えるのは大人の役割ではないかということです。今まで日本で大きくなった人たちが日本を祖国を愛せないと思っているとしたなら、きっとその子どもたちはもっと分からなくなってしまうでしょう。好きではないならその理由を、好きならその理由を、この国に生まれて、この国で生きているならば、それを考えて子どもたちに伝えていく責任が大人にはあると思います。
3日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「愛国心」と「国を愛する心」は違う?
「愛国心」という言葉と「国を愛する心」というのは、僕にとって違う言葉のように響きます。「愛国心」はどちらかといえば、国家による教育という感じが強いし、国を愛する心はむしろ自発的なように聞こえます。もともと「愛する」ということが自然な心の動きだということであれば、学校で愛国心を教えるというのはなじまないような気がします。

Kiwianaさんの指摘はその意味でとても重要だと思います。愛する心よりも「愛する形」を教えることになりがちだと考えられるからです。国旗や国歌などもその一つかもしれません。そしてその「形」を戦前と同じにしようとする人々がいるように見えるので、反発もあるのでしょう。

そうすると子どもに教えるのは、いかにして「国を愛する心」に至るかということなのかもしれません。だから、家族、地域社会、文化などなどを重点的に教え、子どもが自然とそういったものを大事にすることができれば、やがては国を愛し、そしてもっと重要なことなのですが、外国の人々にも敬意を払うことができるのではないかと思います。

良くも悪くも、人間のアイデンティティは、生まれ育った地の文化から離れることはできないのでしょう。僕などは転勤族の子どもだったので、アイデンティティが十分に育たないままに、次の場所へ移動することを繰り返してきました。それは日本の中だったので、そう大きな問題にはならなかったと(自分では)思っていますが、国際的に移動すると、自分なりのアイデンティティを得ることが結構むずかしいかもしれませんね。

さて次の問いかけです。国が教育基本法などで愛国心を育てることを教育の目標とすることについて、みなさんはどうお考えでしょうか。すでに何人かのかたは書いておられますが、改めてその問いかけをしたいと思います。

藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
藤田正美


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