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今週のテーマ会議番号:1896
あなたは祖国を愛していますか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
2位
【開催期間】
2006年05月22日より
2006年05月26日まで
円卓会議とは

藤田正美
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
円卓会議議長一覧
くわんさんの「国はシステム」という指摘がとても面白いと思いました。僕は「国」と「国家」を分けて考えて……
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1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 命令されても愛せないけど (mopi・神奈川・パートナー有・36歳)
国といっても、愛するという言葉の向こうに浮かぶのは、家族や親戚や友だちの笑顔だったり、旅先で見た景色だったり、沖縄の海だったり、文化や言葉だったり。自分が産まれて育って暮らす場所、という意味では愛していると思います。でも、それは今の平和や満足や幸せというものに対してかもしれません。変貌しても、戦争になっても、愛を感じていられるか? というと、違います。愛されたい側(?)から教えられても、ちょっとうっとうしいですよね?

yes 「大っ嫌い」から「好きかも」へ (tonco・大阪・パートナー有・27歳)
17歳の夏、留学の試験を受けました。早く日本から離れかった、日本が嫌いで仕方なかったのです。学校の規律や町の雑踏、テレビ番組、頭をぺこぺこ下げる人たち、すべてが格好悪く、当時の私の目には映っていました。いざアメリカへの留学が決まり、客観的に日本を見ることが増え、アメリカと比べて見たとき、初めて「まんざら日本も悪くないかも」と思いました。「日本のことを知らなくちゃ」と気づけたことが、私の場合、日本を好きになるきっかけとなったのではないかと思っています。

yes 内側から湧き出す思い (由花・東京・パートナー有・30歳)
20歳のとき、カナダに短期留学をしました。一歩外国に出ると、自国・その文化の説明を求められることがとても多かったです。そのとき説明する自分の心が弾むのを感じました。今思えばあれがきっかけだったのでしよう。学校や家庭で意識的な教育が行われていたわけではありませんが、祖国の自然、文化を、私は確かに愛しています。そして守りたいと思っています。私の内側から湧き出すそんな気持ちは他国の方々にもあり、だからこそお互いに尊重したいのです。

no 国はシステム (くわん)
私が愛しているのは家族、友達、私が生まれ育った町にあるたくさんの文化遺産や自然であって、国ではありません。国というのは、そこに住んでいる人たちが自分達の生活をより良くするために築いたシステムの一つであり、住人の采配で変化するものです。愛すべき対象ではありません。

no 祖国……? (さくら129・沖縄・パートナー無・38歳)
沖縄なので、日本人ではあるけれども、祖国が日本という感覚が今ひとつありません。嫌いでもなければ好きでもない、どこか第三者的な感覚で日本を見ている気がします。

no 文化として (aibe・大阪・パートナー有・30歳)
日本の美しい言葉、そこから紡ぎ出された文学、自然、建築、日本食……大好きなものがたくさんあるのでYesと思ったのですが、それは「文化」を愛しているのであって、「祖国」を愛するのとは違うような気がします。国会で決定したことなどを見ると、「国の幸福は日本人の幸福とは別物」と感じています。そして愛国心とは、芽生えるもので教えるものではないと思います。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
国と国家は違う?
くわんさんの「国はシステム」という指摘がとても面白いと思いました。僕は「国」と「国家」を分けて考えていますが、それと同じですね。国家がシステムで、国とはmopiさんが言われるように、「自分が生まれて育った場所」というような意味で使っています。あるいはaibeさんが言われるような「文化」と言い換えてもいいかもしれません。

その意味では、国家よりも国のほうが、自分のアイデンティティと深く関わっているのだと思います。だから留学をきっかけに国を愛することに気が付いたお二人がおられるのだと考えます。外国に長い間行くと、外から自分の国を見ることができるのと、自分とは何者であるかという問いかけが生まれてきます。それは国籍の問題というよりは、自分のことを外国の人に説明するときに必要だからです(自分を説明することがコミュニケーションの第一歩です)。

さくら129さんは沖縄で「祖国」と言われてもピンとこないと書かれていますが、正確に言えば「祖国=日本」と言われてもピンとこないのではないでしょうか。国と国家は違うという観点からすると、さくら129さんの祖国とは「沖縄」であってもおかしくないのです。よく小説などで「郷土」に「くに」というルビをふるのもおなじような気持ちなのかもしれません。

イエスと答えた人も、ノーと答えた人も、基本的な気持ちはどこか底のほうでつながっています。さて今日の問いかけです。それでは皆さんは子どもたちにそういう「国を愛する心」を教えますか、あるいは学校で教えることに賛成ですか。あるいはそれは「教えるものではない」と思いますか。もし教えるものでないのなら、誰が子どもたちにそれを伝えるのでしょうか。これらのことについて皆さんの投稿をお待ちします。

藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
藤田正美


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