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今週のテーマ
会議番号:1867
東横イン問題について怒りを感じましたか?
投票結果
79
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810票
217票
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【開催期間】
2006年04月10日より
2006年04月14日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
関根 千佳 ユーディット代表取締役社長
みなさんの御意見は、日本の抱える多くの問題点を指摘されていると思います。今日は、あの社長の発言の中の……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
自分の身になって (みいや・香川・パートナー有・43歳)
よく高速を利用しますが、サービスエリアのトイレの前の障害者用駐車場は、いつも普通の車が停まっています。確かにとても近いし広い場所なので、停めたい気持ちはわかります。でも、もし自分が身障者だったら……と考えると。みんなが「もし自分だったら」と考えたら、東横インのようなことはできないと思います。
社会への責任、社員への責任 (みんつ・愛媛・パートナー無・37歳)
知人が勤務しており、あの会見の後、母親に「心配をかけてすまない」と電話したそうです。2回目の会見の態度を最初からとれていれば、これほどまでには問題も大きくならなかったのではないかと思います。ブレーンがいないし、危機管理もできていない……。経営者として利潤を追求する方法が、社会に対しても社員に対しても、無責任だと怒りを感じました。
Noと言う勇気 (kathy・神奈川・パートナー無・44歳)
企業の危機管理には法令違反リスクは当然含まれます。東横インのような経営トップがいる企業では、法令だけでなくその他の分野、例えば災害対応などの危機管理もまったくできていないのでは、と疑問を抱かざるを得ません。企業倫理を含め、コンプライアンスをどんなに従業員が叫んでも、経営トップの姿勢が変わらなければ、企業は根本的には変わりません。あのような経営者を従業員の方々は、決して許してはいけないと思います。Noと言う勇気を持つことも、自らが働く職場のためには必要だと私は思います。
ユニバーサルデザイン (jersey・熊本・パートナー有・29歳)
ユニバーサルデザインを意識するようになったのは、子どもをベビーカーで連れて歩くようになってからでした。道路の側溝や踏切で線路にはまって動けなくなったり、歩道に持ち上げなければならない程の段差があったり、ベビー服を扱うブランド店にもかかわらず入口には長い階段しかなかったり、困ることが続出してようやく気がついたのです。もしこれが車椅子だったらなおさら大変だろうと思いました。
偽善のない日本的発想の典型 (marco302・神奈川・パートナー無・34歳)
正直、問題が発覚したときの社長のインタビューはなにより驚きました。こんな偽善のない日本的発想の経営者がまだ現存しているのかと。当時まだ偽装建築問題も盛んに報道されている最中のあの発言、忘れられられません。CSRと言って偽善の盾を振り回す大企業よりは、よほど人間的な企業だと思いました。とはいえ、ハンディキャップの人々を無視した発言、また「法」を犯した罪の重さは十分感じ、今後の経営再建に取り組んでほしいと思います。
3日目の円卓会議の議論は...
障害者向けは、非障害者には使いにくいという誤解
みなさんの御意見は、日本の抱える多くの問題点を指摘されていると思います。今日は、あの社長の発言の中の「障害者向けのものは非障害者には使いにくいのでつぶした」という点に着目してみましょう。
たしかに、ず〜〜〜っと昔の「身障者室」といわれる部屋は、縦長の金属の手すりがスライドドアについていたり、お風呂にもなんだかものものしいリフトや椅子があって、障害者自身もちょっとひいてしまうことさえありました。でもそれは、ユニバーサルデザインという考え方を、まだ日本が知らなかった時代のものなのです。
新潟の新井リゾートや千葉の京成ホテル、三重の慶泉など、デザインは大変美しく、しかもベビーカーユーザーやシニアにも使いやすい宿はたくさんあります。
それは、実は車椅子の人にも、視覚障害者にも、深く配慮して作られているからなのですね。多様なお客様にどのように接するか、従業員もしっかり研修しています。それによって高い稼働率を上げ、リピーターを増やしているのですね。
単に安いからという理由だけでは、人はロイヤリティの高い顧客にはなりえません。もっと安いところがあればすぐそちらへ移ってしまいます。企業として、どちらを選ぶべきかは明白ですよね。
多様なニーズを持つ人のための技術が、誰にとっても便利な例は、実はたくさんあります。ライターは片手を失った兵士がたばこに火をつけるために作られたという説がありますし、カーディガンはリューマチ患者のためにセーターを着易くしたものです。
オクソ・グリップという台所用品も手の不自由な妻のためにと考案され、今では世界中の家庭でその使いやすさゆえに愛用されています。
ITも同じです。電話は、グラハム・ベルが耳の聞こえない妻に音を届ける道具として作ったといわれていますし。タイプライターも、目の見えない美しい伯爵令嬢に恋をした研究者が作ったという伝説? があります。
ベル研究所で補聴器用に作られていたトランジスタは、ソニーの研究者が買い取って世界初のトランジスタラジオになりました。
インターネットの父、ビントン・サーフがもし聴覚障害者でなかったら、メールの開発はもっとずっと遅れたかもしれません。同じく耳の聞こえない恋人にテキストを届ける手段として彼が考案したのが最初だからです。
ニーズの重い人のことをよく考えて、誰にでも使いやすく美しくデザインすれば、たくさんの人に喜んでもらえます。東横インも、この考え方を社長が理解していれば、ずいぶん違う展開になったのにと思います。
障害者向けは非障害者には使いにくいという誤解が、この問題の発端だったのですから。でも、おなかに子どもがいたり、病気だったり、自分も歳を取って動きにくくなったときこそ、美しく使いやすいものに囲まれて生活したいと思いませんか?
みなさんも、誰にでも使いやすい美しいデザインのホテルや製品、サービスなどを御存知だったら教えてください。
関根 千佳
ユーディット代表取締役社長
「心の中がユニバーサルデザインになると……」
関根千佳さんと佐々木かをりのウィンウィン対談はこちら
「あなたの街のバリアフリーは進んでる?」
日本は優しくない国!? だったらこうすれば……
「身近にユニバーサルデザインが増えてますか?」
シャンプーのギザギザ、文房具……。
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