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今週のテーマ
会議番号:1770
コメの自由化、賛成ですか?
投票結果
45
55
348票
418票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2005年11月28日より
2005年12月02日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
高成田享 朝日新聞石巻支局長
私の会社は、築地の魚市場の前にあり、20年前に有楽町から移転したときは、「魚くさい」と不満を言う社員も……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
ショック療法? (sarupyon・兵庫・パートナー無・37歳)
私は飲食店を経営しています。ですから食材の仕入れ価格には、どうしても神経を尖らせてしまいます。農産物の内外価格差は、ニンニク1つを見ても10倍近くです。おそらく、米も似たような比率になるのではないでしょうか? ではなぜ、国産品はこのような高値になっているのでしょうか? 人件費、国土の狭さ、といった事だけでは、説明がつかないように思われます。自由化の流れが止められるものではない以上、国内農業のリストラ(再構築)は、急務であると考え、ショック療法の意味を込めてYesに投票しました。
賛成だけど環境が心配 (Pururu・東京パートナー有・)
これだけ貿易に頼っている日本が、お米だけ特別と言うのは、だんだん説得力がなくなっていると思います。お米に対しての日本人の考え方は、もっと単純な感情的なところにあるのかなと思います。お米が国の大きさ、税金、給料、単位になっていた昔から、近くは戦争中、お米を食べられなかった両親から1粒のお米も無駄にしてはいけないと教えられた世代が、いま日本を動かしているし、日本人がおいしいとするお米の味はかなり統一されていると思います。心情的(民族的?)に譲れないものがあるのかな、と思います。個人的に自由化には賛成ですが、ただ1つ、世界での「水問題」そして「森の伐採問題」などを考えると、環境においてはたしてそれがいいことなのかどうか……。
選択できれば (こばまり・オーストラリア・パートナー有・41歳)
Norryさんの意見に大賛成です。「自給自足」にこだわってお米を作っていても、万が一戦争になり、原油などの燃料が海外から入ってこなくなったら、どうやってそれを調理するのでしょうか。薪を拾って……なんて都市に住む人にできるのでしょうか。また、maysugaさんがおっしゃるように、農家の方は日本米の品質に絶対的な自信を持っていただいていいと思います。私が食べているオーストラリア米は、日本米に比べると炊き立てであれば、美味しさにさほどのかわりはないと思っているのですが、腹持ちの良さや冷めたときの食感は、やっぱり日本米の方が良いようです。とはいえ、値段は日本米の数分の一ですから、自由化されるようになって、個々の家族が、品質を取るか、値段を取るか、選択できるようになればいいと思います。
需要は変わらない (きくぞう・東京・パートナー有・34歳)
自由化して輸入しても結局、日本のお米がおいしくて、国内産の需要はそんなに落ち込まないと思うからです。
契約式自国農園 (songae・32歳)
世界に自国農園を作るのは、信頼できる契約式でいいのではないでしょうか。大事な自分達の食べ物、エネルギーが「商品」としての価値だけで考えられるのは、問題があるような気がします。Aを輸入しているからBを輸出させろとの論理は、少し違うと思うのです。アフリカ飢餓の問題も、小麦が売れることで自分達の主食もろこしから商品価値のある小麦作りに変えたことも、一因があると思います。その土地の気候で作られた物がその土地に生きている者に合ったものですし、伝統食(違う見方をすると、長い人体実験の結果)が体に良いと言われるゆえんは、そこにあると思います。それは医療費削減にも、人材確保にも繋がるのではないでしょうか。
私には…… (idesoy・埼玉・31歳)
先日勉強会で、安価なチリ産の鮭が、淀んだ沼で抗生物質入りのえさを供されるなど、いかに劣悪な環境で養殖されているかを聞きました。しかし、その鮭は安い鮭定食や焼き鮭弁当などで、私達の食生活に入り込んでいます。一方、北海道のおいしい天然の鮭は価格競争に負け、今は中国に安く売られ缶詰にされているそうです。食に関しても、他の産業と同様に、生産者側のプライドを考えれば、質が価格に比例すると予想されます(日本全体の一次産業への敬意は低すぎるのでは?)。自由化により、安価なコメに流れたとき、主食までが利益優先の業者に量産されたものに変わるとは、私には受け入れがたいです。
必要なのは (yappariwatashi・東京・パートナー無・60歳)
日本は、生命維持の1番の基本である食料の自給率をもっと高める必要があると思います。水田のある暮らしの大切さである、土壌や水そして緑を守ることは、環境を守ること、生態系を守ることです。これ以上、国土をコンクリートで固めてはなりません。
日本人の主食ですから (ちぇりーぼんぼん・大阪・パートナー有・46歳)
日本は国内の自給率が海外の国に比べてかなり低いので、何もかも自由化にしてしまうのはいかがなものでしょうか? 日本の農家を守る意味でも、日本人の主食であるお米ぐらいは自国のものでまかなってほしいです。
5日目の円卓会議の議論は...
「食の時代」、味覚と論理を鍛える
私の会社は、築地の魚市場の前にあり、20年前に有楽町から移転したときは、「魚くさい」と不満を言う社員もいましたが、いまや「食文化の時代」で、「築地には、ちょっとうるさいよ」などと通ぶれるようになりました。
味覚には、いろいろとうるさい人が増えてきましたが、その一方で、世界を見渡せば、膨大な飢餓人口があるうえに、中国やインドの急発展という新しい要素も加わり、食料問題は深刻さを増すことになると思います。国際的にも理解される「食の論理」も鍛える必要があるでしょう。
WTOをめぐる最新のニュースは、例外品目にも上限関税を適用することを、欧州連合(EU)も認めるというものです。日本はコメなどを例外品目にして、現在のような高関税を維持しようとしていますが、世界の趨勢は、例外は認めるとしても、上限は必要というものになりそうです。
農業交渉になると、日本は妥協の道を探ることをせず、清く美しく散る道を選ぶ(外から見ると、外交のセンスを持たないコワイ国)でしょうが、いずれ、現状よりはかなり低い上限関税が設けられ、かなり自由にコメが輸入されることになると思います。せっかく、このサーベイでは、自由化にNoがYesを上回ったのに、事態は逆に動きそうです。
関税が大幅に引き下げられれば、コメ農家への補償問題が浮上するのは、前回のウルグアイ・ラウンドのときと同じでしょうが、それは一時しのぎです。日本の質のよいコメを守る一方で、世界が納得する「開かれた市場」にするには、生産者と消費者が協同して、いいコメを守っていかないと無理だと思います。「産直」のような形で、より安全で、よりおいしいコメを生産する農家を消費者が支えるような仕組みを作ることです。
年内に開かれる香港のWTO会合はまとまらず、決着は来春にずれ込みそうです。その折りには、あらためて、コメをどうするか、考えましょう。
高成田享
朝日新聞石巻支局長
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