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今週のテーマ

会議番号:1715

急増する外貨投資、実践していますか？

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【開催期間】
2005年09月26日より
2005年09月30日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

田嶋智太郎　経済アナリスト

「harukawhite」さんや「いまいくん」さんなど、株式投資を実践している人も多いようですね。昨日（28日）�……

議長コメントを全文読む

3日目までに届いている投稿から...

	外貨MRF始めました (ふろすと・兵庫・パートナー有・43歳)
かなり以前から外貨建ての債権を購入しています。金利が高いのが魅力ですが、償還時に円高になっていたりすると、結局損してしまうこともあります。そのために外貨MRFも購入しました。株式同様、売り時の方が難しいです。

分散投資しています (BON-P・奈良・パートナー無・33歳)

もちろん！　外貨建ても国・地域・時期などを分けて分散投資するよう心がけています。今は外貨預金・外貨MMF・投信だけですが、外国株にも将来的にはチャレンジしたいです。外貨建て・日本株を始めてからニュース、新聞には敏感になり、利息だけではなく知識をつけようとする意欲を身につける良いきっかけになりました。

	ドルに偏っているので (tibiko・大阪・パートナー無・35歳)
外貨預金、外貨建ての投資信託を購入しています。一昨年・昨年と立て続けに購入して、少しドルに偏りすぎているので、今は円・ユーロの物を増やそうと考えてます。

経済を理解するための練習 (まも・千葉・パートナー有・28歳)

ネット銀行で外貨投資を1年ほど行っています。経済ニュースや、世界で起こる事件が為替の動きに関係あることがよくわかり、敏感にキャッチするようにしています。経済をもっと理解するための良い練習になっていると思います。投資信託も行っていますが、今後は株式投資にも挑戦したいです！

	これからの計画は (harukawhite・東京)
外国株式・外貨MMFを所有しています。まだ、始めて4カ月ですが、将来的にはFXにも挑戦したいと思っています。スタンスとしては、2006年6月をターゲットに外国株式：MMF＝1：1になるようにする予定です。

24時間動いているので… (いまいくん・埼玉・パートナー有・42歳)

以前、少しFXをやっていた時期があるのですが、外貨の場合は株式と違って24時間動いているので、とても追いかけきれずにあきらめました。基本的には円高の時に外貨を買って円安に振れるのを気長に待つのが素人にはベターだと思いますが、やはり性格的に我慢できないんですよね。なので今は株式一本です！

4日目の円卓会議の議論は...

市場は最高の「先生」ですね

「harukawhite」さんや「いまいくん」さんなど、株式投資を実践している人も多いようですね。昨日（28日）も日経平均株価が1万3500円間近にまで上昇するなど、いま日本の株式相場は非常に強い！　あまりにも強い！　よって、こういう時は限りある余裕資金の配分が株式に片寄るのも当然です。
その一方で、最近の株高を支える要因の1つが「強いドル」にあるということも見逃さないようにしてください。そうです。最近は、ドル高・円安に伴う輸出企業の収益拡大期待が景気全体に明るさをもたらし、同時に株高をも演出しているのです。加えて、ドルが強い状況が続いている限り、米国経済の成長スピードは衰えず、結果的に日本経済や日本株にも先行き安心感を与えていると言っていいでしょう。
ちなみに通常、ドル高・円安で値上がりが期待できる業種・分野として真っ先に連想されるのはハイテクセクターなのですが…。一口にハイテク銘柄といっても、一体どれを選んだらいいか迷うこともあるでしょう。ソニーなのか松下なのか、それとも京セラなのか…そんなふうに迷った時、私はFXでドルを買うことにしています。少々へそ曲がりなようですが、ドル高を理由にハイテク株が買われるというなら、ドルそのものを買うのが一番確実だと私は考えます。なにしろ、個別銘柄については、たとえば「京セラは上がったけど、ソニーは下がった」などといったようなことがあるかもしれないのですから…。

　「経済ニュースや、世界で起こる事件が為替の動きに関係あることがよくわかり、敏感にキャッチするようにしています。経済をもっと理解するための良い練習になっていると思います」とは、まもさん。素晴らしい投稿をいただきました。よく言われることですが、市場は経済を学ぶために最も適した「先生」です。上手に投資して手持ちのお金を増やすことも大事でしょうが、ときには失敗を経験し、それによって一段と経済・社会の動向、関連のニュースなどに興味が持てるようになることは、より一層大事なことではないかと感じます。

その意味では、最近話題の自民党最年少議員さんにとっても、市場に慣れ親しむことが何よりの「勉強」になるのではないかと思ってしまいました。もちろん、休日に本を“1冊”読むのもいいのでしょうが…。

田嶋智太郎
経済アナリスト


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