●南の暖かい島のホテルのバルコニー（べんじゃみん）

この曲を知ったのは中学生のころでした。アルバム「REALISTIC」がチャートで1位を取ったころだったのですが、わたしにとって「大人の恋愛をすてきに歌う歌手」だと感じ、さかのぼって多くの曲を聴くようになったのです。

この曲もその一つです。曲を初めて聴いた時、なぜかわたしには沖縄などの南の暖かい島のホテルのバルコニーで、大人になったわたしがいる、という絵が浮かんできたのです。他の曲を聴いても、大人になったわたしのイメージばかりが浮かび、いつしかわたしの中では「大人になった時、本当に大切な人と稲垣さんのライブに行こう」という思いが膨らんでいきました。そして今、夫と二人で彼のライブやディナーショーに行き、「オーシャンブルー」や他の曲を聴いて幸せに浸っています。なんとすばらしいことなのだろう、とライブに行くたびに喜びをかみしめています。