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自身の経験や意見を分かち合い、他の参加者の選択肢や視野を広げることに貢献してくださった仲間に贈られるアワードです。
「イー・ウーマンサーベイ」に今年(2005年12月1日〜2006年11月末日)寄せられた投稿から30本をノミネートしました。その投稿を読んで、「視野が広がった」「選択肢が増えた」「人生に役立った」「感銘を受けて、人生や行動が変わった」と思うものに、参加者に投票していただきました。
その結果、5名の方が「サーベイ・オブ・ザ・イヤー2006」を受賞されました。おめでとうございます。

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■安いものにはわけがある(ちょこばなな・東京・32歳)
一納税者として、被害者を税金で救済するのは納得できません。なぜなら「安いものにはわけがある」ことを、消費者も自覚して購入すべきだと思うからです。一級建築士の父に聞くと、注文住宅の依頼者には基礎(土台)の重要性とコストを説明しても理解せず、みた目重視かつ金額をぎりぎりまで下げるようにいう人が多いそうです。そういう消費者ばかりなら姉歯建築事務所のような会社が出てくるかもしれないな、と思います(決して擁護するわけではありません)。
サーベイテーマ:「耐震偽造、自治体にも責任があると思う?」
(2005/12/5(月) - 2005/12/9(金)実施)
サーベイキャスター:藤田正美 元『ニューズウィーク日本版』編集主幹
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■看護のリスクマネージメント(atomic28・岩手・パートナー有・28歳)
私は看護師です。いま取り組んでいる問題は、看護倫理、リスクマネージメントについてです。最近では医療ミスについて取り上げられることも多くなってきました。私の職場では週に2〜3回インシデントの検討会を開き、スタッフ全員が自分の看護を振り返る時間を持ちます。また看護倫理の勉強会をして、意識付けに取り組んでいます。ミスを共有していくことで、意見を出し合い、防止策を立て、技術と安全に対する感性を磨き、看護倫理と向き合うことができるのだと考えます。<
サーベイテーマ:「自分の職場はモラルが高いと思う?」
(2005/12/12(月) - 2005/12/16(金)実施)
サーベイキャスター:弘中百合子 『ロゼッタストーン』編集長
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■加減が難しい問題です(くままん・神奈川・パートナー有・32歳)
まだ3歳児なので登下校はないですが、人ごみで離れてしまうのは危ない、ということは伝えています。一緒に見た「スイミー」という絵本のビデオで、大きな黒い魚が小さな魚を食べるところが恐く印象に残っていたようなので、「おなかすかせたマグロがいるかもしれない、気をつけよう」なんて言ったりしたことも……。子どもを変に恐がらせはいけないと思うけれど、加減が難しいです。守って守って、ではなく、用心できる子に育てたいですが、そのための知恵、皆さんの考えをぜひ聞きたいと思います。
サーベイテーマ:「登下校の安全、子どもと話しましたか?」
(2005/12/12(月) - 2005/12/16(金)実施)
サーベイキャスター:志村季世恵 バースセラピスト
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■消費者を見ない日本政府に……(デザイナゆみ・神奈川・パートナー有・29歳)
食べたら危険だと強く思ってるわけではありませんが、でも食べません。食べない・買わない理由は、アメリカ政府の再開要請に対して、日本政府は「どうしても条件を受け入れないなら、再開しない」って強く言えばいいのに、なあなあな感じで応じてしまったからです。日本政府の対応を支持できないので……。再開したけど、強引にやった結果、結局消費者はついてこず、多数売れ残ってしまった……ってというところを政府に示したい気持ちです。
サーベイテーマ:「米国産牛肉輸入再開、国の対応を支持しますか?」
(2006/1/9(月)−2006/1/13(金)実施)
サーベイキャスター:竹田圭吾 ニューズウィーク日本版編集長
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■食は命の砦(植月・岐阜・パートナー有・28歳)
食は命の砦……という言葉にショックを受けて、「食=命を紡ぐもの」と考えるようになりました。でも、帰宅時間が極端に遅く、毎日コンスタントに調理するのは無理なので、おまじない気分で、ご飯に雑穀を混ぜたものを主食とし、1週間に1度、1週間分の出汁をとっています。おかずはひじき、煮豆、茹で野菜などの作り置きを利用して、野菜中心に食品数を多めに摂取するように心がける以外は、何もできません……。本当はもっと早く夕食を摂取するべきだと思うのですが……今は夕食でなく、夜食の時間に食べています。
サーベイテーマ:「毎日の食事で健康づくり、実践していますか?」
(2006/1/16(月)−2006/1/20(金)実施)
サーベイキャスター:古旗照美 管理栄養士
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■「忘れられないウソ」(ぺり・佐賀・パートナー無・23歳)
小学生のころ、マラソン大会に出るのが嫌で両親にウソをつきました。「この前、突き指した指が痛むから、走れない」と。結果、見学することになりました。マラソン大会当日、一生懸命走るクラスメイトの中に、腕を包帯で巻いた子をみつけました。その子の腕は骨折していたのですが「足は大丈夫だから走る」と言って参加していました。私は自分の弱さが恥ずかしくて、これから先は絶対にズル休みはしないと決めました。10年以上前のことですが、今でも忘れられない苦い思い出です。
サーベイテーマ:「罪のないウソなら許されると思う?」
(2006/1/16(月) - 2006/1/20(金)実施)
サーベイキャスター:若林邦彦 「報道ステーション」チーフディレクター
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■「リスクではなく信頼の問題として」(Tomophy・神奈川・パートナー有・33歳)
私は、「報道機関は政治家に振り回されて、輸入再開の前後の論点が別であることを完全に見落としている」と考えています。輸入再開前は、「リスク(安全性)」の問題でしたが、後は「信頼」の問題ではないでしょうか。私は、危険部位さえ「約束どおり」除去してくれれば、米国産牛肉を食べてもいいと思います。でも、「約束を果たさない」国の食べ物を食べたくはないのです。
サーベイテーマ:「米国産牛肉、輸入が再再開されたら食べますか?」
(2006/1/30(月) - 2006/2/3(金)実施)
サーベイキャスター:高成田享 朝日新聞論説委員
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■「慎重にならざるを得ない」(ガービ・国内・パートナー有・45歳)
私は家裁の参与員を務めています。これも国民の司法参加の一つですが、婚姻の破綻や慰謝料の妥当性について意見を求められても、うまく答えにくく、それが当時者のその後の生活に関係すると思うと慎重になり、知りえた事実に対する守秘義務も大変。これが裁判員になったら……と想像すると、もっと大変になるだろうと腰がひけます。法曹の方は大量の訴訟案件をかかえ過ぎていると思いますし、単に専門家の数だけ増えればいいのではなく、質を上げてほしいと思うなど、思いは複雑です。
サーベイテーマ:「裁判員、市民として一度はつとめたい?」
(2006/2/13(月) - 2006/2/17(金)実施)
サーベイキャスター:志賀こず江 弁護士
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■「美術史のような形で取り入れる」(オルサン・千葉・パートナー有・35歳)
宗教文化の無知は、その国民の自尊心を傷つけやすいと思います。例えば、企業の国際進出が当たり前の今日、一歩間違えれば、事業の縮小、中断、撤退を引き起こすこともあるかと思います。教育は必要ですが、身につけたい「知識」は、通り一遍等で構わないのではないでしょうか。つまり、神様の名前、エピソード、禁句・タブー、地域で、これが一番身近に表現されているのは、絵画彫刻などの美術だと思います。美術で見る宗教、というようなテーマは、教養も身に付き、子どもからでも始められると思います。
サーベイテーマ:「学校での「宗教文化教育」は、必要?」
(2006/3/6(月) - 2006/3/10(金)実施)
サーベイキャスター:井上順孝 國學院大学教授
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■「生きることの責任として」(みりんご・東京・パートナー有・30歳)
ニュースを見ながら父が「万が一何かあっても延命治療はしないでね」と。この発言が
発端で、家族で話し合いました。皆、延命治療は求めないという結論になりました。実際に愛する家族の死を目前にしたときに「もしかしたら元気になるかも」という葛藤で苦しむのだと思うのですが、残された家族が決断できるように、自分が元気なうちに自分の死について、書面などで法的にも不備がないように家族に意志を伝え残すことも、現代に生きる者としての責任なのかなと考えました。
サーベイテーマ:「自分の家族の延命治療を求めますか?」
(2006/4/3(月) - 2006/4/7(金)実施)
サーベイキャスター:高成田享 朝日新聞論説委員
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■「周囲の協力を仰ぐ」(UPAJUN・東京・パートナー有・31歳)
妊娠中のことですが「責任をまっとうするのは当然で、プラスアルファの仕事をする」という姿勢をアピールし、「妊婦だけど、ここまでできる」と具体的に伝えました。もちろん無理のない範囲で。お陰で周囲や上司からの協力も得ることができ、納得のいく仕事ができました。産休に入るとき「早く戻ってきてね」と言われたのが嬉しかったです。時短制度はあったのですが、いかに周囲の協力を得て気持ちよく働けることが大切かを実感しました。
サーベイテーマ:「ワーク・ライフ・バランス実現、企業に提案がある?」
(2006/4/17(月) - 2006/4/21(金)実施)
サーベイキャスター:大沢真知子 日本女子大学教授、放送大学客員教授
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■「新エネルギーの活用を」(yukichat・北海道)
私は仕事の関係で原発などに対する官公庁の意見、そして地元住民の意見など、さまざまな意見を聞けます。やはり、100%安全と言い切れないうちは、未来に負の遺産を残すことは望ましくないと思いますし、太陽光や風力、バイオガスなどの新エネルギーの利活用に努めることが必要だと考えます。私は「安全だから」と言っている閣僚については「安全なら、あなたの家の隣に作ればいいではないか」と本当に思います。無責任な発言は、住民の感情を逆なでするだけなのでやめてほしいです。
サーベイテーマ:「チェルノブイリ20周年、原発はやっぱり反対ですか?」
(2006/4/24(月) - 2006/4/28(金)実施)
サーベイキャスター:藤田正美 元『ニューズウィーク日本版』編集主幹
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■「愛国心より愛地球心」(みつ2・三重・パートナー有・62歳)
領有権は、広い範囲で通用する国際的なルール作りがなされるまで保留。まず、経済問題の合意作りが必要では。また、共通理解を進めるため、両国の生産者・消費者の現実を互いによく知る合同活動をやる……例えば猟師留学など。逆の立場でその生活・努力・迷惑を体感し、共感する。そこで、この海の排他的でない共同管理を始める……というのは理想的すぎるでしょうか?
サーベイテーマ:「日本は再び、竹島に測量船を出すことになる?」
(2006/5/8(月) - 2006/5/12(金)実施)
サーベイキャスター:高成田亨 朝日新聞論説委員
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■「小さなことですが」(risen・東京・パートナー無・36歳)
一括集中スイッチつきのOAタップを使って出かけるときはそのスイッチを切る。火の元のそばに燃えやすいものは置かない。物の少ない生活をする。通帳などは貸し金庫に保管する。など、小さなことばかりです。まずは火のもとを極力作らないように心掛けています。あと、非常事態に飛び出しても機敏に動けるように、パジャマはスポーツウエアです。
サーベイテーマ:「火災対策、何かしていますか?」
(2006/5/22(月) - 2006/5/26(金)実施)
サーベイキャスター:宮崎益輝 総務省消防庁 消防大学校 消防研究センター所長
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■「原点は同じ」(oopon・千葉)
子どもが多くの人とかかわることで、いろいろな人がいることを感じ取り、親子、祖父母含めて家族みんなで、それぞれの家庭のスタイルを作ることが、理想だと思っています。日本はともかく、スウェーデンもアメリカも子どもの将来を見据え、母親だけでなく父親も育児参加するのが当たり前な環境をつくってきたのだと考えます。表現の形にお国柄があるだけで、原点は同じだと思います。
サーベイテーマ:「スウェーデン型より、アメリカ型で働きたい?」
(2006/6/12(月) - 2006/6/16(金)実施)
サーベイキャスター:大沢真知子 日本女子大学教授、放送大学客員教授
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■「落胆してはいられません」(taoyame・東京・パートナー無・33歳)
現在、外資系企業に勤務しておりますが、本国の方針なのか表向きは『顧客志向』を謳いながらも、内情は目先の利益増のために短絡的な方針を打ち出してはすぐに消滅、そして……の繰り返しのように思えます。では、そこで落胆していいのか? もちろんそうではなく、そういう企業に属しているからこそ(私は営業職ですが)自分の仕事のあり方に対して、過去の良いと思った経験則や個人レベルで学べる方から吸収し、自分なりの哲学を持ちながら仕事をしていくことが大切なのでは、と切に感じております。
サーベイテーマ:「あなたの会社には哲学がありますか?」
(2006年6月19日-6月23日実施)
サーベイキャスター:三富正博 株式会社バリュークリエイト パートナー
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■「人の良さを認める力を育てるべき」(blueberry53・大阪・パートナー有・49歳)
良い人が評価されているとは決して思いません。ただ、自分を含めて思うのは、ある面では良い人ですが、別な面では普通かそれ以下の面も数多く持ちます。評価制度を工夫していくことは大切ですが、急激に変化する社会の中では、多様性のある人間の良さ、悪さをお互いに認めあえる、そんな人を大切にする考え方をきっちりと身につけた組織(企業風土として)を創る方が発展するのではないでしょうか。
サーベイテーマ:「職場の「良い人」は会社に評価されている?」
(2006年6月26日-6月30日実施)
サーベイキャスター:渋谷和宏 『日経ビジネスアソシエ』編集長
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■「人を大切にすること」(小彩・福島・パートナー有・46歳)
見極め方の基準はたくさんあります。IRだけではなく、経営者のビジョンやCSRは果しているか、ISOの取得、環境報告書、商品やサービスは循環型社会に適しているかなどがポイントです。でも私の一番の判断基準は、人を大切にしているかどうかです。どんなにすばらしい商品やサービスを提供していても人を大切にできない企業に投資はしたくありません。そのような企業は業績が良くても、いずれコケル気がします。私は長期での投資を考えているので、株価の値動きだけで判断しないようにしています。
サーベイテーマ:「伸びる企業、あなたなりの見極め法がある?」
(2006年7月24日-7月28日実施)
サーベイキャスター:藤野英人 レオス・キャピタルワークス 社長兼CEO
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■「まったく問題ありません」(kunie・大阪・パートナー有・35歳)
私は大卒ですが、4つ下のパートナーは高卒で働いているため、職歴は相手の方が長く、社会に揉まれている期間が長いせいか、私より考え方が冷静で、特に人間関係のトラブルの相談をすると、有益なアドバイスをくれます。収入も私より上なため、大卒かそうでないかということが気になったことは、本当にありません。私の専攻も理系なためか、会話がもともと普通でも合わないので、よけいに気にならないかも知れません。むしろ気になるのは歳の差です。
サーベイテーマ:「結婚相手、自分より低「学歴」でもいい?」
(2006年7月31日-8月4日実施)
サーベイキャスター:瀬地山角 東京大学助教授
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■「さまざまな先輩がいたからこそ」(あきんぼ・東京・39歳)
10年、20年上の先輩女性たちの大半が、家庭優先で残業無しの会社人生を送るのを見てきました。数年上の女性は、子どもの有無に関わらず、男性並みに残業して役職を掴み取ったように見えます。そして私は、子どもとの時間を確保するために残業をしないので、一般的な男性同期よりは遅いペースで昇給、昇格をしてきました。さまざまな会社人生を送る女性の先輩がいたからこそ、焦ることなく、仕事をがんばりつつも、ペースダウンして仕事を続けられたと思ってます。
サーベイテーマ:「管理職になって変えたいルールがありますか?」
(2006年8月28日-9月1日実施)
サーベイキャスター:パク・ジョアン・スックチャ ワーク/ライフ・コンサルタント
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■「国籍を問わず祀る追悼碑を」(miio・神奈川・パートナー有・30歳)
日本人として、今日の平和の犠牲となられた方々を追悼する意味で、首相の参拝はむしろ当然と思いますが、一方で、当時の日本軍から虐殺、略奪、拷問等の被害にあったアジア諸国がA級戦犯も祀られている靖国を日本の首相が参拝することを非難するのも被害者遺族の気持ちとして当然と感じます。国籍を問わず、すべての太平洋戦争戦没者を祀った追悼碑を新設すれば、諸外国の感情もケアでき、太平洋戦争の引き金を引いた日本としての責任も果たせるのではないでしょうか。
サーベイテーマ:「戦没者追悼施設の新設に賛成ですか?」
(2006/8/28(月)‐2006/9/1(金)実施)
サーベイキャスター:井上順孝 國學院大学教授
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■「認識の難しさ」(sfyoko・米国・パートナー有・38歳)
パートナーがうつ病で抗うつ剤を服用しています。米国ではCMなどでも抗うつ剤の宣伝をしているため、周囲の認識は日本より高いとは思いますが、まだまだ「うつ病=精神の弱さ」といった間違った認識を持った人もいます。パートナーはちなみに勝手に薬をやめてしばらくしてうつ病がひどくなり入院した経験があります。うつ病は脳のケミカルの異常で起こるもので先天的、または幼少時のトラウマなどでも起こりえる病気なので、異常を感じたら必ず専門医の診断が必要です。
サーベイテーマ:「うつや不安と「うつ病」の違い、分かりますか?」
(2006/9/18(月)‐2006/9/22(金)実施)
サーベイキャスター:古荘純一 小児精神科医・青山学院大学助教授
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■「誰かのために生きる」(ちぇりーぼんぼん・大阪・パートナー有・46歳)
自分の機嫌をとるときにはボランティア活動等の奉仕活動をすることにしています。ボランティアをしていると、自分自身の至らなさや小ささを感じて今の自分がとても恵まれていることを感じます。誰かのために生きることが自分自身の心を豊かにしてくれます。もちろん家族もそうです。自分の自己満足のためだけに機嫌をとるのではなく、常に他者ととともに生かされてる自分を感じるようにしています。
サーベイテーマ:「自分の機嫌、とっていますか?」
(2006/9/25(月)‐2006/9/29(金)実施)
サーベイキャスター:辻秀一 スポーツドクター
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■「新たなネットワーク作りが必要」(youyouchan・千葉・パートナー無・30歳)
IT技術は人を幸せにも不幸にもするものだと思います。対応できる人はその恩恵を享受しますが、できない人には無意味なものでしかないからです。しかもIT技術対応可能であることが前提で世の中が動いています。本当にIT技術が必要な人にその恩恵が届くようなネットワーク作りが必要なのだと思います。
サーベイテーマ:「IT技術は人の幸せに役立つと思いますか?」
(2006/9/25(月)‐2006/9/29(金)実施)
サーベイキャスター:関根千佳 ユーディット代表取締役社長
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■「明るさ・まじめさ」(hongo・東京・パートナー有・31歳)
最近、営業庶務の方を3名採用しました。私が、重視したのは『内』からの売り、明るさ・まじめさでした。自分自身『外』からの売りが不足していることに目が行きがちでしたが、相手を見るとき『内』からの売りを重要視していることを再認識! 自分の売りも増えました。
サーベイテーマ:「あなたにしかないビジネス上の「売り」がある?」
(2006/10/9(月)‐2006/10/13(金)実施)
サーベイキャスター:石倉洋子 一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 教授
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■「男女差より個人差」(tacha・神奈川・パートナー無・28歳)
独身男性ですが、入社後まもなく、体を壊し大変でした。多趣味の人間なのに仕事に時間を注入しすぎて空回りしたのが敗因かと。ワーク・ライフ・バランスが崩れた典型かもしれませんね。やはり仕事以外に自分を楽しむ時間を作ることは、健康維持、ひいては仕事へのモチベーションのアップにつながると思います。そういう意味で、ワーク・ライフ・バランスに男女差はあまりないように感じます。差があるとすれば個人差でしょうか。
サーベイテーマ:「男性のワークライフ・バランスは社会の役に立つ?」
(2006/10/16(月)−2006/10/20(金)実施)
サーベイキャスター:大沢真知子 日本女子大学教授、放送大学客員教授
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■「まずは聞く」(yakuya・福岡・パートナー有・31歳)
"論理的に話す"は、つい相手を威圧してしまうことが多いように思います。そのため、いつも相手の話を最後まで落ち着いて聞き、一呼吸おいてゆっくりとした口調で話すようにしています。そうすることで相手の様子もよく分かりますし、つい熱くなりがちな論理的会話も日常的会話にできるからです。どんなに論理として素晴らしくても、相手に拒否反応をさせてしまうような話し方では何の意味もありません。まずは相手の耳に素直に届くように心掛けています。
サーベイテーマ:「論理的な女性は嫌われる?」
(2006/10/23(月)−2006/10/27(金)実施)
サーベイキャスター:江端貴子 東京大学 学術企画調整室 特任助教授
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■「使途を明確に」(小彩・福島・46歳)
純粋に環境対策として使われるなら私は賛成です。新しい税の導入ですから特定財源として使途は明確であるべきです。しかし消費税アップと重なったり、二重税のような課税の仕方は消費者としては納得できません。経済発展と環境対策は対で考えなくてはならないので、将来環境対策に使われる金額は増えると考えられますし、環境に対して前向きな企業にも使ってほしいです。私たちの税金が有効に無駄なく、私たちと将来のために使われるなら払います。
サーベイテーマ:「環境税の導入に賛成ですか?」
(2006/10/30(月)−2006/11/3(金)実施)
サーベイキャスター:高成田享 朝日新聞論説委員
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■「女性の社会的地位向上につながる」(Indigo・埼玉・パートナー有・29歳)
そもそもこの控除は、女性は家にいて家事、子育てをするべきという考えに基づいていて、そういう家庭を税制面で支えるという非現代的なしくみです。私も産後仕事に戻ったとき、給与が激減し(時短勤務になったため)、退職した方が家計が楽なのでは、とジレンマに悩みました。同様の理由で社会復帰できなかった母親も多いと思います。子どものいる家庭に対する待遇を今より手厚くし、エネルギーのある女性たちに社会で活躍してもらえば経済もより活性化されると思います。
サーベイテーマ:「「配偶者控除の撤廃」に賛成ですか?」
(2006/11/6(月)−2006/11/10(金)実施)
サーベイキャスター:森信茂樹 中央大学法科大学院特任教授
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■「少数派をすくい上げるのが民主主義」(しまうまぴょん・京都・パートナー有・39歳)
小学生の頃、「多数決で物事を決めるのが民主主義」と信じていた私に、「民主主義とは、少数派の意見を切り捨てずに掬い上げるシステムのことや」と教えてくれた先生がいました。この言葉は、今でも私の中に強いインパクトを持って存在しています。日本が民主主義を掲げる国家ならば、このスタンスで政治を行ってほしい。「多い=正しい」ではありません。与党が力に物を言わせて強行採決を行う度に、強く感じます。
サーベイテーマ:「マスコミの報道姿勢に異議あり!」
(2006/11/20(月)−2006/11/24(金)実施)
サーベイキャスター:藤田正美 元『ニューズウィーク日本版』編集主幹
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