ホーム > クルマ@ > 変革の旗手たち> 中島敬氏
クルマの第一印象、好きになる瞬間って、もしかすると、ドアを開けて、シートに腰掛けたときの感覚かもしれない。
とくに助手席に乗る、という視点でクルマを見たら、多くの人が「座り心地」とか車内の空間を大切な判断材料にされるでしょう? だから、シートにこだわってみよう、と思ったんです。
室内がすっきり見えるように、そして座る人が主役になれるように、と考えると、クルマの室内はシンプルがいい。
今までのシートは、布や皮が、何枚も縫い合わさっていて、縫い目が目立ちましたよね。今回は、使用するパールスエードがすばらしいし、コンセプトの一貫性を考えても、シンプルにと、シートの縫い目を一本にすることを試みたんです。
インテリアに主張を持たせたクルマを作ってみよう
プロダクトチーフデザイナー 中島 敬氏
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