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第62回(3) 2007/03/27
タミフルが10代に使用中止となった
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<2ページ目からの続き>
タミフルとは「抗ウイルス剤」
タミフル(Tamiflu)というのは商品名です。スイスの製薬会社ロシュが製造し、日本では、ロシュの子会社である中外製薬が販売しています。カプセルとドライシロップ(水に溶かして飲むタイプ)の2種類があります。子どもにはドライシロップが処方されます。
薬の一般名称は「リン酸オセルタミビル」。「オセルタミビル」の「タミ」と、インフルエンザを略して言う「フル」を組み合わせた造語です。「オセルタミビルでインフルエンザをやっつける」という意味ですね。
タミフルは「抗ウイルス剤」。これについては、
過去のこの欄でも取り上げていますが
、簡単におさらいを。
人から人にうつる感染症は、大別して細菌とウイルスが原因です。細菌は細胞を持っているため、細胞を破壊すれば体内での増殖を防げます。細菌の細胞を破壊するために開発された薬が「抗生物質」です。
しかし、ウイルスは細胞を持っていないため、抗生物質は効かないのです。
こう言うと、「あれっ、インフルエンザにかかったら、医者が抗生物質を処方してくれたけど」という人もいることでしょう。この場合の抗生物質は、インフルエンザウイルスをやっつけるためのものではありません。インフルエンザにかかって体力が衰えると、他の細菌が原因の病気を併発する恐れがあるから、その予防のために抗生物質が処方されているのです。
また、患者が、抗生物質を出してくれるように医者に頼むこともあり、医者が気軽に抗生物質を処方してしまうという例もあります。日本は抗生物質の使用量が非常に多い国なのです。安易に抗生物質を使うため、抗生物質が効かない「耐性菌」も生まれています。
では、ウイルスをやっつけるためには、どうしたらいいのか。
基本は、人間に備わっている免疫の力です。ウイルスは熱に弱く、39度から40度前後で死滅します(正式には不活性化)。そこで、ウイルスにかかった人間は、高熱を出すことで、ウイルスに対抗しているのです。
また、インフルエンザなどは、あらかじめワクチンを製造し、事前に投与することで免疫を作る方法もあります。
しかし、体内に入ってきたウイルスをやっつける薬は、長い間なかったのです。
そこに、最近登場したのが抗ウイルス剤です。ウイルスの働きを止めるという画期的な発明でした。タミフルも、そのひとつです。
インフルエンザウイルスには、2つの……
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