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第46回(5) 2006/11/28
来年度の税制はどうなるのか
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消費税の増税は再来年度か
今回の税制改革論議では取り上げられないテーマがあります。消費税の増税です。
いまの日本の財政事情では、消費税の引き上げは避けられないというのが“常識”になりつつあります。しかも、法人税を10%程度引き下げたら、その分は消費税を2%程度引き上げなければ穴埋めできないと見られています。
しかし、来年夏には参議院選挙があります。選挙の前に増税の話はやめよう、というわけです。
選挙のときは増税については触れず、選挙が終わったら、増税論議を本格化し、2008年度から消費税の引上げを、というわけです。
増税というのは、国家にとって、国民にとっての重大事。そういう大事なことこそ、選挙で国民の信を問うべきことなのです。選挙にマイナスになるから後回しするという態度こそ、国民蔑視だと思うのですが。
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