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第32回(4) 2006/06/20
日銀総裁の判断はどこが問題になるのか
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<3ページ目からの続き>
疑惑の目で見られない仕組みを
日銀の福井総裁は、世界の中央銀行の中でも、優れた人物として評価が高い人です。私も、福井さんが、量的緩和政策解除のときに株価にマイナスの影響が出ないように慎重な言動をとっていたことを、高く評価してきました。
しかし、「株価に悪影響が出ないように配慮したのは、自分の保有株が下がらないように考えたからではないか」などと邪推されたら、福井さんも心外なのではないでしょうか。
つまり、日銀総裁が株を保有していること自体が、疑念の目で見られることがありうるのです。
アメリカの中央銀行はFRB(連邦準備制度理事会)です。FRBの議長や理事は、保有資産を公開しなければなりません。株や国債などの金融資産の内訳と、それをどの程度持っているかを明らかにしています。
また、グリーンスパン前議長は、「金融政策は株価に影響を与えるから」という理由で、議長在任中は株を保有しませんでした。
中央銀行の総裁や審議委員は、金融政策を決める権限を持っているだけに、その判断が個人的な利害関係で行われているという疑念も持たれてはなりません。資産公開をすることと、株や債券などの金融資産は在任中は信託銀行に信託するなどの制度を整備しておくことが必要なのです。そういう仕組みになっているものと、私は思い込んでいました。
福井さんがまずすべきことは、この制度の確立でしょう。
また、中央銀行は政治から独立していなければなりません。政治からの介入を防ぐためにも、身の回りは清潔にしておかなければならないのです。
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