4月4日から6日まで、2泊3日の小旅行に行ってきた。家族構成はパパ41歳、ママ37歳、たっくん9歳、ももちゃん7歳の4人。
クルマは購入したばかりの真っ赤なアルファロメオ147だ。
朝8時に大阪府箕面市を出発し、中国道から山陽道へ入り美作インターで下車。国道53号を北上し、9時30分ごろ岡山県奈義町現代美術館に到着する。
岡山県奈義町現代美術館 駐車場あり
あいにく天候は雨だったが、磯崎新氏設計の一風変わったこの美術館には、快晴よりお似合いかもしれない。ここは展示物が空間と言う画期的な美術館で、三作家による「大地」「太陽」「月」の空間により構成されている。どの部屋も、言葉では表わせないくらいのインパクトをもって見る者に迫ってくる。こんな体験は初めてだ。美術館の2階部分は町立図書館になっており、充実した児童文学書の数々と心地よい空間にしばし時を忘れる。
井倉洞 駐車場あり
昼食をとった後、山道経由で南西へ向かう。目的地は井倉峡にある日本三大鍾乳洞の一つである井倉洞である。全長1,200メートルのコースは薄暗く、狭く、そして急こう配なので、幼児やお年寄りにはきついかもしれないが、途中で出られる近道もある。鍾乳洞がこんなに美しく、そして危険な場所とは知らなかった。ケーブダイビングの気分である。
観水井倉温泉
1日目の宿は鍾乳洞の前を流れる西川を挟んだ向かい側にあるホテル。アユなどの食事と鍾乳洞の地下水を沸かした温泉はとても体にやさしかった。部屋からは雄大な石灰岩の切り立った壁と急流そしてイワツバメ、サギ、キビタキなどの野鳥の数々が見えた。