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金子 奈緒さん
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一番、今したいのは、「吹き替え」
- 佐々木
例えば、声優というか、アニメの吹き替えは、やられてます?
- 金子
それは、私ね、ずっと言っているんですけれど、もう、私は吹き替えがしたくて。一番、今やりたいことは、吹き替えなんですよ。「通販とかでもいい」って言っているんです、海外の。「まあ! ジム、見て。こんなに切れる」とか、そういうの、やってもいいって(笑)。よく外国の、夜中やっているでしょ? 「もう、私にも参加させて!」なんて叫んだり。よく見ながら、「この人よりは、うまくできるかも知れない……」とかね(笑)。
- 佐々木
一緒にやっちゃったりするの? 家で。
- 金子
うん。「ちょっと私の方がうまい」とか(笑)。内緒ですよ、これ(笑)。あと、ドラマの吹き替えも魅力的だなって。演じることはできないけど、声でだったらその雰囲気に溶け込めるような気もしているんです。そこに合わせるというか……うん、声で合わせる。何か状況を作るっていうのは得意だから、「できそう」なーんて思っちゃう、すぐ。だから、やりたいってなるんですよねぇ。
- 佐々木
それは面白いかもしれない。報道系って、あまりやっていらっしゃらないんですよね?
- 金子
そうですね。報道は、今のJ-WAVEで担当していた前の番組が、わりと報道色が強い、ニュース素材なんかを扱っていたんです。その番組でだいたい5年くらいでしょうか。それが一区切りでしたね。
- 佐々木
報道のビデオ、VTRのナレーションとかって、「安倍政権はどうした」とか、そういうのはないものね?
- 金子
それは、日テレの『ザ!情報ツウ』かな。ニュースソースが出て、もう、お笑いから深刻な事故までっていうのが次々出てくるコーナー担当だったんで、どんどん声色を変えていました。それは楽しんでいましたけれどね。あんまり深刻なニュースの時に明るい声は合いませんし。で、死亡事故の悲しいニュースの後に、皇室の穏やかな「紀宮様が……」という映像に切り替わることもしょっちゅう。そうすると私の声も切り替わる。当時はひーひー言っていましたね。今振り返ると楽しかったのですけれど。
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