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澤田 貴司さん
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店長2カ月で、経営企画室長へ
- 澤田
いろいろ理由はあるんだけど、僕は柳井さんにすごく魅力を感じちゃって、柳井さんとやる事にしたのね。それで店長候補で入った。
- 佐々木
店長候補? じゃあ、お店に立たれてたんですか?
- 澤田
そう。2カ月たって。
- 佐々木
2カ月で実績挙げて。
- 澤田
いや、実績っていうかね。柳井さんとお目にかかって、「こうしたい、ああしたい」って話を伺った時に、「すごく素敵だな」と思ったわけ。でも、現場に行っちゃうと、気づくじゃないですか。彼の言っている事と現場で起こっている事って、もう、こんなに解離してて。「おかしい」って言って、手紙を書いたんですよ。ファックスもして。
そうしたら、2カ月ぐらい経った時に、「お前、戻って来い」って言われて。柳井さんはそれを持ってらっしゃって。「こんなに問題が起こっているって事は、きっと本社でも同じような問題が起こっているから、今日から経営企画室長だ」って言われて。
- 佐々木
(笑)それもまた、すごく大胆な人事ですね。
- 澤田
すごいでしょ。すごく大胆で、経営企画室長になったの。
- 佐々木
今まで、そのポジションの人は、いなかったんですか?
- 澤田
いなかったんです。で、突然なっちゃって。それで、本社の中もいろいろお話を聞いて、提案したら、「その通りだ」と。で、「君、じゃあ、もう責任もってやってくれ」って、商品本部長になっちゃったわけ。
- 佐々木
商品本部長? すごい人事ですね(笑)。
- 澤田
うん。入社4カ月目でね。商品本部長って、柳井さんご本人が創業してからずっとやってたポスト。それを初めて他人に渡したわけ。で、商品本部長をやっていたら、2カ月後に今度は株主総会で取締役に推挙されて、同日に、取締役会で常務になっちゃったわけ。すごいでしょ。
- 佐々木
(笑)本当、ダイナミックな会社ですね。入社6カ月目。
- 澤田
で、常務。
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