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中西 弘子さん
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まず、親が楽しむ。
- 佐々木
まず、お母さんやお父さんに、自分が遊んでもらってみて、楽しいっていう実感を持ってもらうのが大切みたいですよね。
- 中西
そう、そのとおりなんです。本当にお勧めなんですね。お父さんが使ってみて、「これ、楽しいな」と思ったら絶対、お子さんも楽しいはずなんですね。で、一緒にね、お子さんと一緒にやってみてくださいってお話してるんです。
親がプロセスをすごく楽しいと思ったら、子どもも絶対、その遊びは好きになるはずですから。親子の関係もうまくいくんじゃないでしょうか。
- 佐々木
本当ですね。そうすると、おじいちゃん、おばあちゃんも、ですね。
- 中西
先ほどお話したように、対象年齢が0歳から99歳、というものもありますので。入院されたとか、認知症の方だとかにもいいのです。実際にね、ヨーロッパでも、老人施設などで、本当に使われている道具がいっぱいあるんですよ。
- 佐々木
色もきれいだし、創造力、刺激されますよね。実は、棒とボールの、磁石でつないでいって立体にしていくの、ありますよね。あれが自宅にあるんですが、私が作ると、どうも決まりきった形になってしまうんですよね。でも、息子などは、すごく自由に、「これ、鳥だよ」って言って、本当に見事に新しい形をつくるんです。説明してもらうと、確かに羽があって、球を顔に見立てていて、1本だけくちばしにしててね。
- 中西
本当に子どもってクリエイティビティがありますよね。
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