ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第66回 板倉 啓子さん

66 |
薬膳研究家 板倉料理学院院長 メンター・フーズ(有)代表取締役
板倉 啓子さん
|
|
|
100歳料理家へ
- 板倉
夢は、現役100歳料理家ですので、「日本型薬膳を世界へ」は、じっくりやり続けたいと思います。100歳以上の長寿者が、2005年時点で約25,000人いらして、前年より2,500人以上も増えているんですね。少子高齢化の中、医療費は赤字ですので、パンクして持ちこたえられません。
- 佐々木
わたしも100歳以上生きる、元気なおばあちゃんになりたいと思っています。そのためにも、これからの健康を食でつくっていかなくては、ね。
- 板倉
21世紀は、それぞれの人の遺伝子に対応する「オーダーメード医療」、予防医学の時代ですよね。たとえば、糖尿病になりやすい遺伝子をお持ちの方は、発病する前に食事療法をしたり、予防のお薬を飲んで糖尿病にならない工夫をする。
薬膳も、その人の体質に合わせて作るオーダーメイド料理なんです。だから、薬膳を学校給食などや老人ホームなど各方面で取り入れていただくようになれば、私は大いに医療費削減につながると思うんです。
- 佐々木
健康な人が増えることが、高齢者対策の基本ですからね。
27/28
|
 |
|
|