ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第6回 川合アユムさん

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川合アユムさん
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お客さんに気に入ってもらえた理由
- 佐々木
起業した時のスタッフは?
- 川合
スタッフは、今も居ますけど松本 幸男っていうのが僕の留年仲間ですよ。同じ高校で、僕より2つ上で。なんだけど、彼もダブってたんで、留年してなかったら出会ってなかったですよね。僕がまじめに3年働いた後も、まだゲームの仕事やってました。
「もういい加減にしやなあかんでぇ」って無理矢理引っ張って来て。
あともう一人、一生懸命引き継ぎをしてた曽和祥員っていう、僕より14歳上の人なんです。きれいに引き継いでクリアに競争しようと思ったんですけど、最終的に引き継ぎを終わった段階で「勝ち目がないから」って一緒に会社を始めたいと言ってきたんですね。彼には子どももいるから「いや、どないになるかわからん会社を一緒に始めてほしくない」と言ったんですけど、どうしても何があっても付いていくと、押しかけて来て。
- 佐々木
21歳の川合さんに。
- 川合
そうそう。当時曽和が35〜36歳ですよね。今も居ますけどね。
- 佐々木
すごいね。それはやっぱり技術の開発力とか発案する力にみんな、「すごい! これはただ者じゃないぞ」と思ったんでしょうね。会社辞めても付いてくるっていうのは。
- 川合
それだけじゃなくて、あのころはね、結局会社の体制がいい加減な体制なのに商社的にやってますから、トラブルもいっぱいあったんですよ。トラブルがあったら、本当に夜は寝ないでリカバリーにあたってた。
結構僕、根が真面目なんで、出荷した製品に問題があるっていったら、日本橋やら秋葉原、車で走り回って商品回収してやり直したり入れ直したりしてたんですよ。やれるだけの対応をやってたんです。そういうお客さんが川合を気に入ってくれた、っていうことなんですね。
- 佐々木
普段、一緒に仕事していた仲間たちも、そういうところを見ていた。
- 川合
そうですかね。当時はほんとに仕事大好きだったんで。あのころやりすぎたから、今はもう全然できないけどね(笑)。
10/19
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