ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第52回 和田裕美さん

52 |
和田裕美さん
|
|
|
節税対策で会社をつくりました
- 佐々木
ブリタニカを退職後、ペリエという会社を作られたわけですが、今何人いらっしゃるんですか?
- 和田
4人です。
- 佐々木
その4人という組織を育てるということもしている。
- 和田
そうですね。あまり一緒にいないので(笑)。私、自分のことはダメで……。なぜ会社を作ったかというと、自分が支社長をやってるときに、周りの人に「お前、税金対策のために会社を作っておけよ」って言われて作ったのがペリエなんですね(笑)。
- 佐々木
そうなんだ。「ペリエ」ってどういう意味なんですか?
- 和田
「Presenting, Education, Revolution, Imagination, Energy」の頭文字をとって。これはそのときの部下が作ってくれたんですけれども。本社の固定給の営業担当になったときに、その会社はいらなくなったわけです。それで休眠させてた。でもブリタニカがなくなってリストラになったときに、部下もタイトルも収入もなくなって気がついたらその休眠させていた会社(ペリエ)と私だけそこにあったんです。
どうしようかと途方に暮れてたときに、税理士の先生に「和田さん、これ(会社)、持ってても意味ないけど、潰す? やる?」って聞かれて、「先生、潰すのはいやです」って言ったら、「じゃあ、やりなさい」って(笑)。
- 佐々木
いい税理士ですね。
- 和田
そうなんですよ。こういうビジネスをしたいから、こういうために会社を設立して、こうしようじゃなくて、箱と人間しかいなかったので、できることをやっていこうと思ってやり始めたから、何か目標がない会社……。わかります(笑)? 目標がない会社。売上目標も何にもない会社で、 やってきて。
- 佐々木
でも、すごい売り上げなんでしょう?
- 和田
そんなことないですよ、全然(笑)。だから、これからも大きくするとかっていうよりも、必要なところで必要に活躍できれば、って感じだから。社内の教育っていうのは、講演とかについて来てもらって話を何回も聞いてもらうこととか、自分がセミナーをやっているときに横で聞いてもらうことが一番の研修になるので。あとは、ミーティングのときとかに強く言ったりはしていますけど。
6/23
|
 |
|
|