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株式会社アドバンテッジ パートナーズ 共同代表パートナー
リチャード・エル・フォルソムさん
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高校生、芝刈りでPL/BSを学んだ
- 佐々木
中学、高校ではどんな子でした?
- フォルソム
高校の頃、非常にいい経験をさせてくれたのは、親友のお父さんです。彼は起業家で、経営者だったんですね。自分で会社を興して、それをたぶん50歳前後で売却して、セミリタイアだったんです。いいお家に住んでいて、非常にいい家族で、憧れのお父さんだったんです。私もその家族を見て、50歳までにそういうふうになりたい、って思ってた。
ある時、ビジネスというと大げさですけれど、その友達と2人で芝刈りのビジネスを高校の時に立ち上げたんです。
- 佐々木
よく子どもたちが、近所の家の前の芝を刈ってお小遣いをもらったりしてますよね。
- フォルソム
普通であれば、ただそのへんに芝刈り機を持っていって、近所の人たちに小遣いをもらって芝刈りをするんだけれども、このお父さんがそれではダメだと言うんです。これは自分(父親)の機材だから僕達にリースしてあげると言いました。だからB/S、P/Lもちゃんと覚えて、自分たちがこのくらいの費用でレンタル料とガソリンを入れなきゃいけないとか、油とか入れなきゃいけないってことを勉強しなさい。こういう変動費もあって、じゃあ自分たちがどのくらいのお客さんを開拓していって、損益分岐点がどこにあって、どうすればいいのかって、そういうのをそのお父さんが教えてくれたんです。
私たち2人は、それで7、8軒くらいの家を開拓して、お父さんにお金を払って機材を借りて、ビジネスをしていた。そういう商売を2年くらいやったんですね。
- 佐々木
それはいい話。ちゃんと利益が出たの?
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