ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第49回 田中里沙さん

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田中里沙さん
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現場で勉強の日々
- 佐々木
田中さんの視点、企画の発想もおもしろかったけれど、それをちゃんと書く力もあったっていうことですよね。
- 田中
そうですね。編集って特別な仕事かなと思ってたんですけれど、自分で言ってしまった手前、もうやるしかないと思ったので、何日までに全部の原稿をあげなきゃいけない、という感じでやってました。土日も仕事の延長。
- 佐々木
でも、話を聞いていると、やっぱり積み上げ式じゃなくて、素質のように思えます。
- 田中
どうでしょう。編集っていうことで言うと、全然自信ないですしね。やっぱり大手の出版社さんで、大先輩がいて、OJTでいろいろなことを学んできた人たちに話を聞くと、すごいな、っていうふうに思いますけどね。でも私たちは、『宣伝会議』として取材に行きますし、メディアにもいろいろと取材に行くので、そういう取材を通じて教わったこととか、「仕事とはこうだよ」みたいなことを言ってもらったりもしたのがよかったかなあ。
- 佐々木
取材が研修にもなっている。
- 田中
そうなんですよね。だから本当、おもしろい仕事だと思いますよね。だって名刺1枚あれば、基本的には誰にでも会えるじゃないですか。
- 佐々木
そうね。取材っていう立場は、一番いいですよね。
- 田中
そうなんですよね。幸せなポジションなんですよね。
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