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銭谷美幸さん
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女性とマネー、自分の権限でマネー運営をする
- 佐々木
今、「マネー@イー・ウーマン」とも組んで展開されていますけれど、これは、きっと西京銀行さんの全国展開や、世界戦略の一環でもあるのだろうと想像しているんです。それに女の人にとって遠かったマネーを近くにしてくださる、という点にも関心があります。
- 銭谷
遠かったというのも、一つは、日本人全体としてお金について話すことが「タブー視」されてきたと思うのです。お金のことを話すのは卑しいとか、はしたないとか。お金のことは話さないのがいいということだったと思うんです。
それに対し、海外では小学校の頃から投資についての教育がされています。 仕事をする上で大変な努力をしてお金をいただいているわけですから、それを有効活用することは当たり前のことだと思うんですね。
今まで女性がお金を使ってなかったわけではなくて、家計を扱っているのは女性ですし、「お金」という存在は近かったと思うんですよ。ただ、権限をもたしてもらっていなかったっていうことはあるんじゃないかなと。
- 佐々木
運用権限?
- 銭谷
運用というよりも、それも含めて使う権限ですね。たとえば、なにか大きい物を買う時に誰が決める、たとえば、高額のテレビを買う時に誰が決めますかっていった時に、貯めてるのは奥さんにも関わらず、仕事をしてくるのはご主人だからと。それってどうなの?ってわたしは思うわけですよ(笑)。
統計によると大きい物を買う時にはご主人が決めるという家庭が大半です。もう少し女性が権限を持ってもいいのではないかなと思います。
また、働く女性が本当に増えてきていますから。自分自身の預金や貯金があって、自分名義でマンションを買う人や、ご夫婦で買っても半分共同名義にする方も増えてると思うんですね。
- 佐々木
お金のことを理解もできて、自分の権限で運用もできたりするっていう時代になってくると、精神的にも自立していくっていうか。
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