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銭谷美幸さん
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大学では中国語を専攻、でも中身は経済
- 銭谷
わたし自身、中国語を専攻した理由は、国際関係論を勉強したかったからなんです。 大学でもわたしは、中国語はあくまで手段という感じでいましたので外語大の中では異色な中国語学科生だったと思います。専門課程で取った授業はほとんどが国際金融論とか国際関係論でした。
- 佐々木
面白い。じゃ、見かけは東京外国語大学中国語学科だけれど。
- 銭谷
中身は、ほとんど金融経済関係。ですから、中国の文化、文学、語学演習とか、全く取っていないのです。中国関係では中国経済のみ取りました。3年、4年の時は全部、経済系のものしか取っていないんです。
- 佐々木
先見の明があったということですよね。中国市場がこれからどうなるのか、ということを読んでいた。
- 銭谷
そうかもしれないですね。
- 佐々木
英語ができて、中国語ができて、ね。私もそう思って、日中学院まで通ったんですけれど(笑)。
- 銭谷
はい。ですから、そういう意味ではおもしろかったかもしれませんね。話は戻りますが、投資顧問の会社では、運用の仕事をしていました。しかし、なんと入社翌日が、ブラック・マンデーの日だったのですよ。それで、とんでもない会社に来てしまったなと思いました(笑)、しかし日本はまだバブルに向かっていて、どんどん会社も大きくなっていたため、すごく楽しく仕事をさせていただきました。
その後、結婚をして子供ができました。そのころはまだ今と違って、特に金融の人はまず結婚したら辞めるっていうのが当たり前の世界でした。
10/26
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