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25
コミュニケーション・コンサルタント
川村秀樹さん

企業のトップに指導すること

川村

僕はよく、広報担当者は演出家と言っているのですが。

企業によって違うと思いますが、社長を通して会社の信頼を売る、もしくは信頼を確認してもらうという観点で社長に話をさせなければいけない。社長はマスコミのインタビューだけではなくて、最近はインターネット、イントラネットにも出てきますよね。

今までは書き言葉でコミュニケーションしてきたのが企業人なんですけど、今は話し言葉でいかにコミュニケーションできるかというふうになってきています。でもそれがトレーニングされていない場合が圧倒的に多い。

社長本人もトレーニングされていないし、事務方、いわゆる演出家もトレーニングされていない。スピーチなどのトレーニングをするときに原稿を見せていただくと、1行40文字ぐらいで5行も句読点なしでくるわけですよね。そんなスピーチを聞かせられてもわからないですよね。そういう発想で原稿を書いていない。

佐々木

わかります。人は聞いた順番に理解しますから、わたしはよく、「同時通訳的に訳す」と言うんです。たとえば、20秒の英語のコメントなどを訳す場合、結論が日本語では最後になっていますが、テレビのテロップにするときは、同時通訳をするように、時間に沿って頭から訳す。人にメッセージを伝えるときも、聞き始めた順番でわかるように話すトレーニングは、書き言葉から話し言葉へというトレーニングだと思っているんです。

でもこれは、トレーニングを数時間程度やったからといってできるわけではありませんね。

川村

できるもんじゃありませんよね。よく広報の方なんかは、「一回やればいいでしょう」とおっしゃっるのです。とくにパブリックスピーキングの練習なんかでは。

でも50歳、60歳にもなる、トレーニングを1回も受けたことのない人が、1回のトレーニングで50年、60年間培ってきた話のスタイルを変えられると思いますか? ただ一方で企業のトップの方に時間はありませんから、月に1、2回、2時間だけ、というふうにステップを踏んでいっています。

佐々木

有名な大社長さんに向かって、ここをこういうふうに直されたほうがよろしいんじゃないでしょうか、と指導されるのは、どういうものなんでしょうか? 社長のほうも、そういうことをなかなか言われないので、抵抗があるのでは?

川村

いやいや。社長さんたち、教えられるのも結構好きみたいですよ。僕がトレーニングで一番気を付けているのは、自分が思っている型にその人を入れていかない、ということです。

まずその人を理解して、その人が話しているのを必ずビデオで撮りますから、それを見ながら「そういう話し方で従業員がわかると思いますか?」っていうふうに質問していきます。ご本人に気付いてもらうことが大切なんです。

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