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廣田尚子さん
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オリジナルブランドを育てるには
- 佐々木
オリジナルバッグ、どんどん買ってもらいたい、という気持ちと、大切に育てたいという気持ちと、両方あるんじゃないですか?
- 廣田
そうなんです。つくるのが大変なのと、工場が小さいところなので、そんなにたくさんつくれないこともありますし。
- 佐々木
廣田さんのお話を伺っていると、幅広い層の人たちに使ってもらいたいという欲求は、企業と契約してつくっているデザインで満足されていて、一方でオリジナルブランドでは、自分の思うとおりのことを追求したい。だから、それを理解してくれる人に限定して持ってもらえばよい、ということかな、と思うのですが。
- 廣田
まさにそうですね。自分が思う「世の中にないもの」を「おもしろい」と感じる人は、ほんとに少ししかいない。そういう意味では、限定された人なんですよね。
そしてそういう人は、一度買ってくださると、リピートして買ってくださいます。わたしのブランドはそういうタイプの買われ方で、誰もが買うというものではないんですね。
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