ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第19回 井狩倫子さん

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井狩倫子さん
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ミッションは「CEOサポート」
- 佐々木
今、CEOオフィスには何人ぐらいいらっしゃるんですか?
- 井狩
今は6人です。フランス人の室長と、日本人の管理職が3人、室長秘書が1人、スタッフが1人です。
- 佐々木
CEOオフィスのミッション・ステートメント、あるいはジョブ・ディスクリプションとは、どういったことでしょうか?
- 井狩
そうですね。明確にひと言。「CEOサポート」です。明確なのはいいのですが、わかりづらいんです(笑)。
- 佐々木
いいですねぇ! シンプルなのが好きです。具体的にはどのようなサポートをされるんですか?
- 井狩
自動車会社ですので、開発する、作る、売るなどの局面があります。その主な機能別に副社長がおりますが、明確なタスクについては、社長から副社長に、時には各部門に直接指示が下ります。直接指示を行うことが難しい際にCEOオフィスが社長をサポートします。
たとえば、社長自身がリーダーとして完結しなければいけないこと、また、担当部門のない新しい仕事などです。それらを預かって、どの部門へ渡せばいいかということを考えることもあります。
- 佐々木
とてもおもしろい、やりがいのある部署ですね、ますます興味が湧いてきました。井狩さんがCEOオフィスに異動となったのはいつですか。
- 井狩
2002年の4月になります。
- 佐々木
井狩さんご自身、なぜCEOオフィスに抜擢されたと思われますか?
- 井狩
それはわたしもわかりません(笑)。なぜでしょうね?
- 佐々木
CEOオフィスに、顧客の心がわかる人が欲しいとか、1人は女性が欲しいとか、経営上のさまざまな意図もあったというのでしょうか。あとは、チャレンジ精神とか、打たれ強いとか、そういう井狩さんの性格の部分なのでしょうか。
- 井狩
たしかに、打たれ強いかもしれないですね。復活が早いんです。また、何事にもチャレンジする心の準備はあるかもしれません。
2/12
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