ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第137回 川本裕子さん

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川本裕子さん
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その人のためだと思ってるから
- 佐々木
川本さんといつからこんなに仲良くなったのかと思うけど、最初はとても怖いイメージでした。怖いというか、正確に言うと、厳しい。
- 川本
そうでしょ。仕事には厳しいですよ(笑)。
- 佐々木
道路公団のイメージも大きかったのかもしれないけれども、すごく的確に無駄のない言葉で、どうあるべきか指摘するから、だったかな。仕事なら当たり前なんだけど、ね。でも川本さんて、ものすごく頭脳明晰で、すばらしい提案力と知識と経験と先見性があることに加えて、多様性のある、柔らかさを持っていらっしゃるところが、すごく魅力的ですよね。
- 川本
ありがとうございます。厳しいことを言わずにすめばその方がいいですが、やはりよくするためには本当のことを言おうと思う。厳しい意見を言うのは、その人やその企業のため、あるいは公共心からです。相手のことを思っていないと厳しいことは言えないです。愛してないと言えないの(笑)。でも、それを見て当事者でない人は、あるいはそれから逃れたい人は「厳しい」と感じるのでしょうね。でも「よく言ってくれた」と言われる場面が多いので驚くのですよ。
- 佐々木
確かに川本さんと一度でも話をした人は、皆分かると思います。
- 川本
それに、人間って色々な側面がありますから。もちろんいつも厳しいわけではありません。
- 佐々木
もちろん、存じています。そしてだから魅力的だと思います。
15/20
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