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137
早稲田大学大学院 ファイナンス研究科教授
川本裕子さん

「自分が国に何ができるか」ということを考える

佐々木

新政権をどう見ていますか?

川本

野党として下積みをしてきた分、政策や自分の立場を考える時間が長かった人が多いと思う。閣僚の初記者会見は、みなさん自分の言葉で語っていて新鮮でした。これまでの政権では派閥から誰とか、当選回数順送り的なところが多くて、大臣はまだしも、どなたが副大臣か政務官なんて意識したことがなかった。前政権より政策勝負的な色彩は強いように思います。こういうのも変わっていく契機ですね。

佐々木

時間もかかるだろうし、今まで内緒にされ、閉ざされていたブラックボックスの蓋を開けてみたら、何か思いもかけないものが出てきたり、ということだってあるはずだし。

川本

野党として触れられなかった情報もたくさんあると思うのですよ。それは国民にとっても情報開示だから、国民は現実をより正しく理解するチャンスだと思います。

佐々木

だから、たぶん民主党がやるべきことは、「お前、公約で言ったじゃないか」といわれてもオロオロと取り繕うのではなく、「今日はびっくりしたなあ。こんなものが出てきちゃった」とか「こういうふうにやろうとしたけれども、やっぱり、こんなものが出てきちゃって、できないよ。皆、どうしよう?」と、中間報告をこまめに国民にしながら、進めていくことですね。

川本

そうだと思います。選挙後の会見で、鳩山首相が、「我々は官僚を排除することではなくて、官僚依存を脱却する、と修正をいたします」というようなことを仰ったんです。私は、日本の政治家が「修正をします」とあんなに素直に言ったのを見たことがなかったから、少しずつ微調整をして、現実的な路線に行くのだろうと思いました。官僚に頼っていたのは、族議員が自分の利益を考えてのことでしょう。これからはあらゆる人の能力を生かして『日本の知力総力戦』をやってほしいな、と思います。

佐々木

国民が小泉さんの「郵政民営化か否か」でファーストステップを踏み、今回、より大きな選択肢の中で、また自分の権利をきちんと認識したという2つ目のステップを踏み、今度は三つ目のステップに国民も移動しなきゃいけないわけですよね。「選んでやったんだから、お手並み拝見」ではなくて、一緒に考えたり、痛みを味わったり、応援したり、学習したり、と国民が支援していくことが大切だと。

川本

「国が何をしてくれるか」ではなくて「自分が国に何ができるか」ということを考える視座が国民にできてこそ民主主義なのではないか、と思っています。

佐々木

でも、選挙という一つの機会に考えて貢献することから見ると、今の第3ステップは、国民にとっても試練ですね。

川本

変化を恐れない勇気をもつことかしら。

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