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升永英俊さん
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3,500万人の票をもらおうと思ったんです
- 升永
で、なぜ今までそれを思いつかなかったかと言われても困っちゃうんだけれど、私自身が思いついたのは4ヵ月前。今67歳ですけれども、66歳までは気がつかなかった。
- 佐々木
「そうか。国民審査というのがある」と気づかれた。
- 升永
「あれは権利だ」と。
- 佐々木
調べてみたら、これは使えそうだっていうことが分かって、だったら法曹界で、裁判で頑張るだけでなく、国民全員の運動にして、ということですか。
- 升永
3,500万人の票をもらおうと思ったんです。確かに、それはあまりにもドン・キホーテですよね。3,500万人って、森喜朗さんだって、たぶん14万票ぐらいで首相になっているわけですよね。一人一票否定派の裁判官に3,500万票の×印を付けようというのは馬鹿げている。だけど、あえてやってみよう、というつもりなんです。なぜなら、その理由の一つは、私はオバマ大統領に非常にショックを受けたことです。
- 佐々木
“Yes, we can.”ということですか。
- 升永
なぜかというと、オバマさんは2年半前に大統領に立候補を決意したわけですよね。そのときも、今も、アメリカの黒人人口って12パーセントしかないわけですよ。で、黒人の中でも、あれだけ歴史がありますから、民主党員だけじゃなくて共和党員もいるわけです。そういう共和党員の黒人も含めて、仮に、黒人人口の全員がオバマさんに投票したところで、高々12パーセントですよ。
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