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リシャール・コラスさん
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時々会社にハーレーで来るんですよ
- コラス
この銀座のビルを建てたとき、私はレストランが必要だと言ったんですよ。今はどこでもレストランがあるけど、7年前にはなかった。でも、私が最上階にレストランを作りたいと提案したら、「やりましょう」と言われて実現したんですね。そこが僕の性格に合っているんですね。自由な発想で新しいことができる。
- 佐々木
今回、ご後援いただいた「第14回 国際女性ビジネス会議」のテーマは、「Act outside the box」。今まさにクレイジーとおっしゃったのはそういうことですね。
- コラス
そうです。僕はboxが嫌いだからね。ハーレーダビッドソンを持っているんですが、「シャネルの社長がハーレーに?」って思う人もいるでしょうけど、I don’t careね。
- 佐々木
そうなんですか!
- コラス
時々会社にハーレーで来るんですよ。
- 佐々木
ハーレーダビッドソンに乗ってくるんですか?
- コラス
ハーレーに乗ってるけど、「この人誰?」って。刺青まではまだしてないけど(笑)。
- 佐々木
シャネル特製のタトゥーみたいなの、どうですか(笑)。
お噂は伺っていましたけれども、本当に話が尽きなくて。でも次のご予定がおありだと思うので。
- コラス
ごめんなさいね、ちょっと長くなっちゃって。言いたいことばかりを言ってしまって。
- 佐々木
とんでもないです。楽しかったです。
- コラス
私も佐々木さんに会えてとても光栄です。
- 佐々木
今日はマドモアゼル シャネルと同じ歳に会社をつくったということだけでも嬉しかったです。いろいろなところでしゃべりますね。これから、シャネルとイー・ウーマンとの展開、楽しみにしています。ありがとうございました。
対談を終えて
とにかく、温かくて、笑いのいっぱいある社長でした。皆さんに音をお聞かせできないのが残念なほど。笑いっぱなしの対談でした。もちろんシャネルの社長ということでのエレガンスがあって。でも、心を開いて、何でもお話しくださるコラス社長の日本への愛情、ブランドの考え方、自分への規律…… 沢山の志を受け取りました。シャネルが、グンと好きなブランドとして大きくなりました。企業の信頼、イメージは、社長の想いの強さと比例しますね。これからのシャネルとイー・ウーマンのコラボレーション、楽しみです。
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