自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談

ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第135回 リシャール・コラスさん

win-win

135
シャネル株式会社 代表取締役社長
リシャール・コラスさん

コルセットを外し、女性のためのファッションをつくりました

コラス

3番目の顔というのが、デザイナー、ということです。ここにもロジックがあるんです。帽子からスタートしたけれど、「これからの女性は自由であるべき」と、トータルファッションをつくったんですよね。女性を自由にするファッション。それまでは、何しろ女性は自由ではなかった。女性は体も自由じゃなかった。活発に、モダンな生き方をするのには、コルセットなど不便な服ばかりだったので、女性が自由になることが難しかった。

佐々木

コルセットでギューッと締めつけられて。

コラス

はい。長いスカートと長い髪。毎日手入れするのに1、2時間かかっていたとも言います。だからマドモアゼル シャネルはショートカットにし、コルセットを外し、女性のためのファッションをつくりました。ものすごいロジックがあったんです。

佐々木

何がきっかけだったのでしょう。

コラス

自分が自由な生き方をしたいということだったんですね。馬に乗るとき、当時の女性はみんなロングスカートで乗ってた。これはものすごく不便だということで、彼女は男のパンツをはいて乗ったとか。これも、ものすごいロジックがあったんですね。

コルセットというのは動かなければ息苦しくないのかもしれないけれど、活発に動こうとすれば息苦しい。だからそれを外して、男のシャツを着て、男のパンツをはいて、「この方が便利だな」と。ただ女性の体には合わないから直していこう、ということです。いつも自分の生活にプラクティカルなものを求めていたんです。

女性のジャケットを作ったのも彼女ですが、そのジャケットのポケットにいろいろな物が入れられる。それに、ショルダーバックをつくったのも、シャネルなんですよ。手に下げるハンドバックしかなかったのに、その持ち手のひもを長くして、ショルダーバッグをつくりました。それで、手は自由になる。

リップスティックを作ったのもマドモアゼル シャネルなんです。口紅は、それまでは、非常に面倒臭いもので、家でしか使えない練り状のものだったのですが、携帯できるようにと、今のスティック状に変えた。よく考えてみたら、当たり前な歩み方というか。

佐々木

いえいえ、その当たり前の発想が、大事なんですよね。社会の制約もある中、世の中の万人がコルセットをしていて、みんな嫌だなとか、窮屈だなと思っていても、実際に外して家の外に出ることはものすごく勇気が要ることでしょう。

コラス

ガッツですよね。すごくガッツがあるんですよね。

佐々木

根性というか、信念があったということですよね。彼女は、どうしてそんな信念をもったのでしょう。先ほど孤児とおっしゃったんですが、どういった環境の中で、どんな刺激をうけて、彼女はそういう人になったんでしょうか?

3/18

前のページへ 次のページへ
第15回国際女性ビジネス会議 表参道カレッジ e-shopで購入できます
アクションプランナー メロンリペア
e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
ワーキングウーマンの意識調査 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english