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130
中央大学教授
山田昌弘さん

親が保守的な意識を子どもに埋め込んで

山田

親が保守的な意識を子どもに埋め込んで、とにかく安定した会社に入って、安定した生活をして、子どもを育てる、そんな適当に豊かな生活を築くのがいいよ、という価値観を埋め込んできたので、パラサイト意識が生まれるんでしょうね。新しいことをしなさいというような親は少なくなってきました。子どもの数が少なくなったというのもあるかもしれませんけどね。

佐々木

何か暗い気持ちになってきた。山田さんの本の中で「希望の持てる環境をつくる」というのが少子化対策でもとても重要だとおっしゃっていて、4つ挙げていらっしゃいます。「すべての人に一定水準の教育を与える」とか、「男女共同参画を」とか、「若者のコミュニケーション力をつける」というところは、同感なんですけれども。「全若者に希望が持てる職に就け、将来も安定収入が得られる見通しを」と書いてあったんですけれど、労働って貢献なので、「環境として与える」ってすごく難しいと思うんです。

国民生活審議会でも、このようなテーマになったときに、「労働が福祉」だとおっしゃっていた先生がいらっしゃったので、私は違うと思うと主張しました。「労働は貢献」だと私は考えるんです。そこでは、かいつまんで言うと、フリーターに仕事を与えるという施策案に、大企業では、まだまだその人たちは未熟で働けないでしょう、だからまずは中小企業やベンチャーで雇うように、と読めることが書いてあったんです。私は、どういうことか、と事務局に反論しました。労働は福祉だから機会を与えるという政策を打ち出すなら、まず、官庁や役所など公的機関で職を与えればいいではないかと。なぜ、中小企業やベンチャーなのか、と。

山田

本当ですか? そのとおりです。中小企業やベンチャー企業ほど、能力が高くて1人でやっていける人を雇う必要があるのに。

佐々木

そうなんですよ。だから私もそう言ったんです。大企業に1人雇えというのは、その人を研修する力もあるし、含む力もあると。あるいは、政策をしてフリーターを救うための職場を与えるなら、どうぞ役所と官庁で雇ってくださいと。

山田

そうそう。労働は福祉でもいいんだけど、福祉は国がやるべきであって、企業がやるべきではないと私は思いますよ。

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