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織作 峰子さん
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どこででも寝られるんですよ
- 佐々木
最後に、健康管理は、どうされているんですか?
- 織作
健康管理ですか? どこででも寝られるんですよ。もう、恐ろしいぐらい。ちょっとスペースがあったら、コクッと寝られるんです。それが一番、きっと、自分にとって健康でいられる大きな秘訣だと思っています。
- 佐々木
写真を撮るって、さきほど「自分が写る」っておっしゃった通りで、自分の体調が悪ければ、どんなにきれいな桜だって、きれいには撮れないし、光っているものも光って撮れないわけじゃないですよね。きっと、人の心も開かなくなっちゃうかもしれないし。
- 織作
そうですね。自分の体調とか、心理状態とか、最低限ちゃんと整えておかなければいけないことですね。だから、体調管理とか悩みごとを、どうして処理しているんだ、と聞かれるのですが、やっぱり寝ることなんですよ。嫌なことがあったときも、できるだけ体を疲れさせて、眠りに誘うように、いろいろ工夫しています。
- 佐々木
運動は?
- 織作
ミス・ユニバースになる前は、ずっと陸上をやっていましたからね。
- 佐々木
やっぱり、「ミス・ユニバースだった」って、一生言われ続けるから、きれいにしなくちゃいけないでしょう。太っちゃいけない、とか。
- 織作
それは、あまり意識しないですし、ちょっとお休みになると、すぐ太るんですけど、仕事になると、また戻るんです。いつまで生きているか分かりませんけれど、元ミス・ユニバース日本代表は、死ぬまで言われますからね。
ただ、言われても、写真があるから、別に、割り切れるというか、「いいです、私、今は写真家だから」って。何か一つ持っておいて、よかったと思います。たとえば女優さんだったら、常に見られることが仕事。大変だろうな、と思います。その辺は、もう全然、お構いなしというか、エステにも行かなければ、何も手入れをしていないです。
- 佐々木
いや、いつ拝見しても織作さんは光っていて魅力的です。始めに出てきた、つくられたお人形みたいなきれいさでなくて、人としての「素」の姿が魅力でいらっしゃる。
- 織作
女優さんだったら、そうはいかなかったと思いますよ。でも「今日、写るの?」って聞いて、今日だって、撮影ありというので、慌ててメイクをしたのです。いつも呆れ顔で「もう少し、気にかけたら?」と、娘に言われています。
- 佐々木
お嬢さんって、おいくつなんですか?
- 織作
二十歳です。佐々木さんは、私がフリーになって、雑誌などで取材を受けだした頃に、本当によく載っていらっしゃいました。すごく素敵な方で、きれいな方だな、と思っておりました。雑誌で、ヘルメットを被ってる写真を見ました。企業の取材をしてらして。素敵でした。すごく似合っていましたよ。
- 佐々木
それはJALの機内誌ですね、ヘルメットを被ったのは。マレーシアのビルの建築現場か何かに行った写真だ。でも、そうですね、私、ユニカルという会社を作ったのとニュースステーションのレポーターが同時に始まったのですが、それが87年くらい。同じころなんですね。でも、とんでもありません、私こそ、織作さんにずっと憧れていました。
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