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田澤 由利さん
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ビデオみたいな形でスタッフ全員に話しかけたり
- 田澤
そうですね。すべてプロジェクト単位で動いていまして、各プロジェクトに一人プロジェクトマネージャーがいますから、そのスタッフがやったことを常々チェックしていきます。たとえば、ある仕事があって、その仕事を明後日までにやっておいてね、となると、今日はどこまでできているとか、随時チェックが入るし、複数の目が入っていくので、そういう意味では、全部、動いていく間に、段々いいものになっていく。蓋を開けてみたらびっくり、みたいなことは、あまりないですね。
- 佐々木
でも、田澤さんの理念とか、田澤さんが持っている技術や、それこそネットオフィスの考え方とかを、プロジェクトマネージャーができるような人たちに教えていかないと理念は継承されないと思うんです。ビジョンを語るのだったり、哲学をきちんと伝えていくみたいなことは、会って話したりしないのですか?
- 田澤
会っては、していないですね。ただ、期の節目とか、年の初めとか、いろいろなときに、社長ビデオみたいな形でスタッフ全員に話しかけたりしてます。プロジェクトマネージャークラスの人たちは、それなりの経験のある人なので、私の考え方とか、会社としての姿勢を、ある程度理解している人たちが今までは中心だったんです。
ただご指摘の通り、人が増えてくると、教育をしなきゃいけないということで、実はまさに今、プロジェクトマネージャーのトレーニングシステムを準備しているところなんです。そういうのをきっちりしていかないと、スタッフに思いが伝わっていかない、というのがあると思います。
もう一つ、新しいメンバーというか、全メンバーを、私、必ず面接しているんです。主要都市に私が行った時に来てもらうんです。海外の人は、里帰りの時に、関西空港とか羽田空港とかで会ったりとか。とにかく会って、その時に言ってるのです。テストもしているし、書類選考もしているし、面接もしているので、その段階で、ある程度、会社の姿勢というのを理解していただいた上で入っていただき、2週間のトレーニングをしています。
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