ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第118回 藤巻健史さん

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藤巻健史さん
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祖父は銀行員なんですよ
- 佐々木
お久しぶりです。「とくダネ!」(フジテレビ)でご一緒しなくなったら、本当にお久しぶりになってしまいました。今日は貴重なお時間、ありがとうございます。
藤巻さんは、マネーのことは本にもいっぱい書いていらっしゃるので、今日は、なるべく違う話ができたらいいと思っているんです。でもまずは、そもそも藤巻さんがどうして金融の世界に入ったというか、どうしてお金に興味を持ったのか。
- 藤巻
お金に興味を持った?なぜ入ったかですよね。あえて言うならば、僕や幸夫の祖父は銀行員で、初代の朝鮮銀行ニューヨーク支店長なんですよ。韓国の資本の銀行じゃなくて、日本が韓国を植民地にしていたときに、日本の資本でできた銀行ですが、そこに勤めていてね。大学は僕の先輩で、東京商大(東京商科大学)、一橋の前身を出て、朝鮮銀行に入ったわけです。で、アル・カポネの禁酒法時代にニューヨーク支店長をやっていてね。かっこいい写真があるんですよ、うちに。
- 佐々木
それはすごい。
- 藤巻
ただ祖父は、「藤巻さんは酒さえ飲まなければ、もっと偉くなったのに」って言われたくらい酒乱気味で。ですから私の酒好きは遺伝です。何はともあれそういう祖父がいたということで、僕は一橋を受けたわけですよ。
もうちょっと話しちゃうと、東大を受けようと思ってたんですけど、受けるときに東大紛争で入試がなくなって、東大を受けられなくてね、みんな一橋とか京都に行ったわけですよ。
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