寝るのがやっぱり一番回復するのかな

高橋

あとは、今は本当に肉体労働なので、日本に居たときは、6時間の睡眠で大丈夫だったんですけど、向こうに行ってからも、6時間で起きてしまうんですけど、1時間はそのままでいるようにしています。寝るのがやっぱり一番回復するのかなと、疲れが取れるのかなって思って。

佐々木

じゃあ、7時間くらいは寝るように。

高橋

はい、寝るようにしています。あとは、親に頂いた体で（笑）。丈夫な体を頂いたので。

佐々木

本当ですよね。いつもメイクもあまりしていない。

高橋

はい。今日はちょっとだけはお化粧してみました（笑）。

佐々木

メンタルの管理はどうですか。今日うかがっていると、聞くまでもないコミットメントがあって、「私は私」っていうわけですが、でも、エンターテイメントの最高峰のラスベガスで演技しているわけだから、嫌なことだってあるだろうし、うまくいかないで、もがく日というんでしょうか、それもあるとは思うんです。精神的なことだって、ものすごく演技には影響するでしょう。

高橋

ありますね。大きいですね。どうして頭のなかで、そういうことを考えるのか、どうして起きたのかを考え、……それをできない自分がいるから、そこに問題ができるわけだから、じゃあ自分は未熟なんだから、こうしていったらいいのかなって。自分がそれ以上だと思うと、問題。何て言ったらいいんだろう、問題なんだけれど、でもそこに達せないと思えば、それがこなせるだけの自分になっていけばいいだけだと考えるんです。



何か自分に足りないから問題に感じるわけで、足りない自分を気づかせてくれたものだからそれを、こなしたり、取り入れるっていうか、何とかして、そこまで自分が大きくなれれば、達せられるというか。



そういうふうに考えていくと、起きていることは、何でも自分にとって必要なことだと思えるんです。もちろん、「え！」って思うこともあります。でも大したことじゃないですよ。冷静に前向きに考えていけば、時間がかかることも、もちろんありますけど、解決できるというか。

佐々木

結構、ロジカルに整理整頓して乗り越えていくというタイプですね。

高橋

そうですね、はい。

佐々木

お酒飲んだりはできないんですね？

高橋

いえ、飲めないんですよ。私は本当にこういう人なので、なかなか週末までは遊びにはいけないんですけど、中には水曜日だろうが、木曜日だろうが、ショーの後にバーに行く人もいるんですよ。私は体が受け付けないので。