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渡邉 美樹さん
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僕は母親と結婚するって、ずっと決めてたから
- 渡邉
あと、10歳までに、ものすごく大きかったのは、やっぱり母親の愛情だよね。とにかく愛してもらった。
- 佐々木
どういうふうに? 抱きしめるとか?
- 渡邉
もう、全部、ずっと。とにかく、僕は母親と結婚するって、ずっと決めてたから。
- 佐々木
そうですか。私の子ども、下の子が8歳ですが、「お母さんが骨になるまで、僕は抱きしめていたい」なんて言うんです。ちょっと怖いでしょ(笑)。
- 渡邉
でも、分かる。そういう感じ。9歳のときに母親が入院したんですよ。1年間闘病してたから。だから9歳のときまで、僕はほとんど母親と二人で寝てましたよ。要するに、布団の中に入っていっちゃうの、僕が。
- 佐々木
私も、今、子ども二人の間で川の字で寝てるんです、手をつないで。
- 渡邉
とにかく愛してもらった。どこかで自立するときって必要かもしれない。僕は自立せざるをえなかったから自立したわけだけど。ともかく愛してもらったね。僕の場合は、10年間しか一緒にいられないっていう事を、母親は本能で知っていたと思うね。だから10年間で一生分愛してくれた。
で、大事な事は教えてくれたしね。
僕は小学校3年から日記をつけていて、僕の原点って日記だから、その習慣をつけさせてくれたのも母親だし、それから「手をしっかり洗うんですよ」とか「うがいをしないと風邪を引きますよ」っていう生活習慣を与えてくれたのも母親だよね。
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