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渡邉 美樹さん
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「気をつけ。礼」から始める
- 佐々木
何歳のときから始めたんですか?
- 渡邉
0歳。だから0歳から僕は2時間取ってたの。僕は本当に忙しかったから。
- 佐々木
そこが重要ですね。急に6歳からやろうとしてもダメなんですよね(笑)。
- 渡邉
ダメだと思うね。だから、ここが厄介なんだよ。
- 佐々木
もう少し、私もその事が分かっていれば、小さいときからやっていたのにと思うんですけど。小さいときから子どもに、哲学でも勉強でも何でもいいんですけれども、子どもにいろいろ教えるのは、やり過ぎのような気がしてしまったんですね。
子どもを生んだときに、周りの人から「佐々木さんのお子さんなんだから、バイリンガルに育てるんでしょ?」などといわれたものだから、すぐ反発して、「絶対、やらないぞ」とか思っちゃうわけですよね(笑)。
でも、人生哲学みたいな、生活習慣は、大切ですね。小さいときは自然にしていよう、みたいに、逆に思いがあって。おっしゃっている事は日々生活の中で伝えてきたつもりだけれど、うまくいってないかもしれないと、5〜6歳からやろうとすると、もう人格もできていてダメですね。
- 渡邉
もう全然ダメだね。
- 佐々木
「座りなさい」って言っても座りませんし。
- 渡邉
その通りだね。0歳からやって、分かるのか、とかはいいの。とにかく週2時間、この子のためだけに時間を使う。忙しくて、僕は家にも帰らない状況が続いていたから、でも、この時間だけは父親は自分達を向いているんだって事を0歳から教え込んでいると、小学校4〜6年生で、友達と遊んでいようが何しようが、「今日は大事な日なんだ」って帰ってきて。
「気をつけ。礼」から始めるからね。で、「よろしくお願いします」って言って。で、5カ条を言えっていうと、5カ条をバーッと二人で大きな声で言って。ものすごく軍隊みたいなの。
- 佐々木
(笑)そうですよね。
- 渡邉
でも、それを0歳からやっているから、自然にできちゃうのは不思議だよね。
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