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「二枚舌」は誰?(2003年12月13日)

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選挙の仕組みがよく理解できていないのでは?

いつも土曜日を楽しみにしております。やはりわたしたちは選挙の仕組みがよく理解できていないと思います。自衛隊派遣に反対なら自民党に投票してはいけないのです。たしかに選挙中は巧みに焦点がイラクから外されていたように思います。

マスコミもその点は反省すべきですが、もっと反省すべきは野党です。自衛隊派遣に反対なら、社民党にもっと票が集まってもいいんですよね。選挙が政策ではなく人事や人で展開していて、理解が余計に困難になっているような気がします。(かすたーどくりーむ)

マスコミの責任転嫁

「マスコミの責任が追及されるべきかもしれません」などと、よくも能天気に言えるものです。ニュースで見る記者会見でもいつも思うけれど、質問が甘すぎる。

今回でも「復興支援に行く」に対して、「治安も確保されていないのに何が復興なのか」という質問はなかったし、「国際社会が協力しているのに日本だけしないわけにいかない」に対して、「先進国の半数が協力していないではないか」、だいたい「テロではなくレジスタンスではないのか」という質問もない。いつも政治家の言うことに押されてしまっている。そんな程度のマスコミ人が、国民が二枚舌だなど言う資格はない。

自衛隊派遣にしても、ブッシュ再選で今後シリア・イランと手を広げていった場合、同様に派遣せざるを得なくなる。憲法改正のうちでも、ことに日本に正規軍を持たせたいと考える政治家からすると、渡りに船かもしれない。そしてその先は徴兵となりかねない(米国でも2005年の徴兵制が懸念されている)。それとも、正規軍を持つのは「普通の国」として悲願であり、そのための徴兵なら当然なのか。リスクを言うなら、マスコミもそこまで踏み込んで取り上げるべきだ。(Bon)

同じ轍を踏んでいるのでは

藤田さんの主張の核心から外れてしまいますが、感想を二つほど。

93年、カンボジアPKOで一人の文民警察官が殉職されたとき、やはり政府の見通しの甘さを批判する声が強まりました。今回以上の厳しさだったと思います。そのときに読売新聞の記者がコラムに書かれていました。事件の数カ月前、現地を取材した際に、文民警察官が「思ったよりも危険な任務だ」とぼやくのを聞いた。でも聞き流してしまった。政府も甘いが、マスコミも大馬鹿だ、という内容でした。今回も、同じ轍(てつ)を踏んでいるのかもしれません。

もう一つ。先日の衆院選は二大政党制の枠組みでの争いだったわけですが、その二大政党がいずれも自衛隊による国際貢献を積極的に支持しているわけですから、これは基本的に争点になりにくい。有権者としても、選ぶ権利が保証されていたのかどうかさえ怪しい。二大政党制のマイナス面がもろに出たのではないでしょうか。(joker1182)

国民は「二枚舌」ではない

野党から、米英が掲げた大義(大量破壊兵器の探索と破壊)に追従する政府方針について質問が出た際に、小泉首相は国会答弁でしきりに「フセインが今見つからないから、フセインが存在しなかったと言えますか?」と言っていました。先日フセインが見つかりました。ということは、小泉首相が言っていた「フセインが云々」ということは言えなくなりました。元々いた人間が姿を隠しただけのこと言っていただけなので、詭弁以外の何者でもなかったのですが……。

このコラムのテーマは「『二枚舌』は誰?」です。藤田さんの書かれているのは、国民が「二枚舌では?」というニュアンスにとれましたが、けっしてそうではないと思っています。

わたしは、小泉首相が今度はどういった詭弁を使うのかが楽しみです。逆に言うと野党もそのあたりをついてほしいのですが、いかんせん国会会期がないです。ただ、今後マスコミなどでの発言もあるかと思いますが、そのあたりを注意して、小泉首相の「二枚舌ぶり」を観察していこうと思っています。(シゲ)

自分なりに考え、行動することが大切

藤田さんのおっしゃるとおり、「二枚舌」の有権者が存在すると思います。それは、今回に限らず、いつの選挙でもいえることではないでしょうか? 投票の際には、自分の入れた一票の重さと、その将来的意味を十分に考えるべきだと常々思っております。

ところで、イラク派遣については賛否両論ありますが、どちらの立場であっても、狭い視野の意見が多いように見受けられます。他人が作った、一つの方向付けに流されることなく、「複眼的思考と発想の転換」という視点を持って、自分なりに冷静に考え、行動することが、「イー・ウーマンの一員としての誇り」だと考えています。(パレアナ)

主権在民の真の意味

最近、国際社会の中で日本がどうあるべきかを考えるのが、大層苦痛です。一つの考えがいいと思っても、別の、正反対の意見にもシンパシーを感じることが多いからです。結局、世の中、黒か白かできれいに割り切れることなんて、そんなにないのかもしれない……と無気力になりかけていました。この藤田さんのコラムで、また目からうろこが落ちた気がします。

結局、「覚悟」が必要な時代に入ったのだということです。自分は自民に入れなかったんだから、自民が決定したことに責任を感じる必要はないと主張し、かつ、やじっている人たちもいますが(ご都合主義の社民や共産党ですね)、そういう人たちに限って、戦前の植民地支配の責任を日本人全体で取るべきだと主張する。当時、国民の何%に選挙権があったというのでしょうか。

今は主権在民です。政府と反対意見を唱えれば、デモに参加さえすれば、日本政府の決定から免れられるという臆病者たちに、その自覚を求めるのは難しいと思いますが、選挙結果に責任を持つことこそ、主権在民の真の意味だと思いました。気持ちが引き締まりました。ありがとうございました。(ぱりじょな)

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