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幼稚園児の外交 2002年5月18日

もし突然自分の家の門に

今回中国の日本領事館で起こった事件について、中国側、領事館側、外務省の3者の状況説明があまりにも食い違っているので、無意味でありがちな、言った言わない、の言い争いになってしまっています。客観的事実として言えるのは、過程のやり取りがどうであれ

1)何者か分らないが領事館にかけこんできた。

2)治外法権の領事館内に警官が踏み込んできた。

3)領事館内に入った2人の男性を、領事館が踏み込んできた中国警察に引き渡した。

この3点が問題となる。門のところで抵抗している亡命者親子(ピンク色の服)の映像があまりにも衝撃的なので、警官を阻止しなかった領事館員に非難が集中していますが、あの映像を初めて見たときに事件のことをまだ知らなかったわたしは、実はあのピンクの親子をテロリストだと思ってしまいました。今はみんなあの親子を北朝鮮からの亡命者だとわかって見ていますが、日本よりずっと治安の悪い中国において、あの状況で迅速に現状理解するのは難しいように思えます。

むしろ問題にされるべきは、テレビニュースでもどなたかおっしゃっていましたが、領事館内にたどりついた男性2人を中国警察に引き渡してしまったほうだと思います。

日本では要請がない限り絶対に警官は治外法権領域には踏み込みまないと聞きました。治外法権域に中国の警官が踏み込み、治外法権を犯した警官に、危険な行為を領事館内でなにもしていない人間をその意志に反して引き渡した。領事館側が亡命者との関わりを排除しようとしているように見え、そう見られても仕方がない対応でした。

領事館、大使館というのは特殊な場所であり、過去の歴史からも、今回のようなことは日常的に十分起こりうると予測がつくはずなのだから、こういう場合の対応を事前に考えておくべきだと思います。

しかし、この問題は果たして領事館内だけ、もしくは外務省内だけの問題なのでしょうか? 実は、ことなかれ主義、集団生活に適応しているように見えて異質なものを受け入れない日本人の国民性もしくは意識の表われであるようにも思えます。 

この出来事をムネオハウスのような単なる外務省の一不祥事というふうにとらえて、自分と切り離したことのように考えるのではなく、もし今突然自分の家の門に見知らぬ外国人が駆け込んできて、しかも警官ともみあっている。その時自分ならどうするか? どうすべきか? という視点で今回の出来事を考えてみるべきだと思います。

もしその時の自分の様子を隠しビデオに撮影されていたとしたら、みなさんなら自分の行動をどう説明するでしょうか?(mamisan)

国民主権を貫くなら

出だしは全く同感なのですが、いつのまにか有事法制につなげて、有事法制の反対論の裏付けに使うというやり方は少なくともわたしにはフェアーなやり方だと思えない。いわば、議論のすり替えみたいな話と同じである。そして、結論で言っておられる、国民が主体的に判断し、行動し「国民主権」を守らなくてはいけないという趣旨はまったく大賛成である。

ただし、この論理を貫徹されるとすれば、有事法制について、国会で議決されれば、国民がまさに選択した国会議員の賛成多数で賛成したことになるのだから、次の選挙で、国民の選択変更、すなわち、政権政党が変わるということでも無い限り、まさに国民の主体的判断として、肯定する議論を展開するのでなければ、ご意見の首尾一貫性に乏しいと思うのですが、いかが?(匿名)



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