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第3回 久保純子さん
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どっこいしょの妊娠生活 |
進藤 |
では、それからの妊婦ライフについてうかがいましょうか(笑)
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久保 |
やっぱりおなかに5キロも6キロもあると大変なの。足の付け根や腰が痛くなるし、自由がきかないし。何から何まで「どっこいしょ」だった。
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進藤 |
会社にはいつ頃まで? |
久保 |
8ヶ月半までは仕事してた。
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進藤 |
えっ、そんなぎりぎりまでお仕事できちゃうの?
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久保 |
ぎりぎりでもないのよ、生まれたの1月だから、一ヶ月半ぐらいあった。
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進藤 |
ええっ!? そんなの、うまれちゃいそうじゃない。そういうものなの!?
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久保 |
でも最後の一ヶ月ぐらいなの、おなかが出てくるのって。
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進藤 |
ふーっ、驚くことばかりだ(笑)。
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久保 |
可能なんです。
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進藤 |
一ヶ月前というのは、自分で決められるの?
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久保 |
基本的には、産休は産前6週間、産後8週間というのが法律で定められていて、絶対とらなきゃいけないの。それプラス、会社によるけれど、有給を使えるの。
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進藤 |
で、ぱたっと会社に行かなくなるわけでしょ。
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久保 |
うん……でも、どう?(といきなり進藤さんに話を振る)
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進藤 |
わたしは、全然、ずっとカンジてぼーっとしてます(笑)
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久保 |
でも、そういう感じ。なんか時間が増えたなって。これまで走り続けてきたので、ようやく「歩ける」という感じで、映画館行ったり、ファッションショー行ったり、ランチもいっぱい行ったり、いろいろなことをやっていた。こーんなおなかで。
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進藤 |
どっこいしょとつぶやきつつ、これまでできなかったことを。
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久保 |
そうそう。いろいろやってた。
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進藤 |
それはそれで楽しんで?
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久保 |
楽しかったよ。お給料をいただきながらこんな貴重な時間をもらえるなんてって、すごい幸せだった。
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進藤 |
お話を聞いていると、その間、お仕事が恋しくはならなかったようだね(笑)
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久保 |
そうねー、ならなかったねー。
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