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2005/8/22(月) - 2005/8/26(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
4日め

テーマ伴侶動物は感受性豊かな子どもを育てる?

投票結果 現在の投票結果 y87 n13 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
柴内晶子
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長

引き続き、皆さんの実体験にもとづいたさまざまな投稿ありがとうございます。子どもたちがさまざまな形で動物や自然環境と接点を持とうとする姿を見ていたとき、非常に不思議に思ったことがあります。特に動物介在療……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

散歩途中に出会う動物に(emerald・東京・パートナー有・31歳)

家族にアレルギーを持つ者がおり動物は飼えませんが、近所に犬を飼っている家庭が多く、また野良猫や野鳥、昆虫などに散歩途中ですれ違うと、子どもはものすごく喜びます。情操教育には動物の存在がある程度役に立つと感じました。 動物園、牧場などで飼われている動物、またはぬいぐるみにも、愛情を持って接する子どもを目の当たりにして、ペットでなくてもいいんだ、と思います。さらに言えば、生き物、草花、モノ、すべてが子どもの感受性につながるようです。

虫と会話(まめまめ・兵庫)

犬を2匹飼っています。3歳の息子はとても虫が好きなのですが、よく虫と話しています。「おまえは ちっちゃいなあ。」とか「明日も遊ぼうな」とか真剣に会話していて驚きます。もちろん、犬にもそのように接します。このまま小さな命も大事にする子に育って欲しいです。

子どもに言われて気がついた(mochikon・神奈川・パートナー有・27歳)

最近、犬を飼っている子どもと接する機会を持ちました。私はからかってその子と戯れていたつもりでしたが、意地悪なことを言うと「意地悪しちゃダメだよ」って言われてしまいました。他にもやっぱり動物を飼っている人は、人やものをいたわる気持ちが強い傾向があるように思いました。私は動物を飼ったことが小学生以来ないのですが、最近そういう心を忘れていたような気がします。

本当は怖いけど(miyuma・東京・パートナー有)

動物ではありませんが、この夏、小学1年生の息子は、かぶとむしとざりがにを飼って一生懸命世話をしています。東京ですが、どちらも採ってきた天然ものです。毎日、水を替え餌をあげて、帰省の際には車に積んで連れて行きました。でも、実は息子はどちらも怖くてあまり触ることができません。本当は怖くて面倒だけど、「放っておいたら死んじゃう」と思って世話をしているようです。感受性がどうなのかはわかりませんが、彼の複雑な心境をほほえましく見守っているところです。

親の接し方が大切(risen・東京・パートナー無・35歳)

確かに動物と暮らすことは、感受性豊かな子どもに育つ要因のひとつだと思います。でも一番大切なのは両親の子どもや動物に対する接し方だと思います。いくら動物を飼っても両親が子どもや動物と上手に接していかなければ、弱いものを虐待する子どもに育ってしまう危険性もあるように思います。

NO

まずは愛情のある家庭環境が必要(ノワール・愛知・パートナー無・36歳)

ペットを飼う前にまずは両親が子どもの感受性を豊かにする努力をしてみるべきだと思います。もちろん動物を飼うことで豊かになれる部分もあるかとは思いますが、自分の事に忙しく、子どもと一緒でも他人のような親をよく見ます。そんな家庭では動物もかわいがりたいときだけかわいがられたり、世話をちゃんとしてもらえなかったりして可哀想です。まずは愛情のある家庭環境で子どもが育つ事が大前提ではないですか? その上でペットも感受性を豊かにする役に立てるのだと思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

子どもだけではなく、両親にとっても大切

引き続き、皆さんの実体験にもとづいたさまざまな投稿ありがとうございます。子どもたちがさまざまな形で動物や自然環境と接点を持とうとする姿を見ていたとき、非常に不思議に思ったことがあります。特に動物介在療法のため小児科に伴侶動物を連れて行っていたときです。小さな子どもほど、無防備に動物に触りたがり、非常に屈託なく歓び、笑います。その素直な反応は素晴らしいと思いました。そして、少し大きくなったお子さんたちほど、警戒、または怖い? という感情をもつお子さんがいることです。もちろん活動の現場なので無理はしないのです。始めは遠巻きに見ていていただきます。そういうお子さん達はたいていご両親も動物との接点がなく、接し方を知らない場合などが多いのです。

risenさんご指摘の通り、家庭環境次第で子どもはさまざまな状況を持つのですね。そう言うときにはご両親も動物への接し方をお尋ねくださるので、ご両親も一緒に触れあいをすることがあります。そして、そういうお子さんたちも活動が終わるまでのほんの3、40分の間にはすっかり動物を触る気持ち良さや楽しさに目覚めていることがほとんどですが、そこで「あれ?」と思ったことには、これだけ幼い子どもたちが少なくとも非常に動物に感心があり、触りたい、と感じる背景には、もしかして私たちの本来の性質や遺伝子の中に、「伴侶動物が大好き!」という情報が組み込まれているのでは? と思ったことです。そういう話は何回も聞いていましたが、現場での体験に私自身も実感したのです。

思えば、2万年ほど前の壁画に、すでに共に暮らす情景が描かれていることがわかっています。そうであれば、暖かい動物との触れあいが私たちの本能に語りかける部分があってもおかしくありません。実際のデータとしても、10歳までの脳の感受性の高い時期に動物と暮らす子どもたちは、非言語的洞察力に優れ、クラスでの人望が厚い、実年齢以上の精神年齢の発達が見られる、他者への思いやりがある、辛抱強いなどの点がすでに挙げられています。そして、まめまめさんやmiyumaさん、emeraldさんの体験のように、伴侶動物以外の昆虫や、生き物、自然環境などのすべてが、子どもには必要だと思います。子ども時代に私たちの母である、自然環境を「体感」せずに育ってはいけないのではないかと思います。なぜなら、都市には人工物が多く、人工のものは決して自然界の力を超えることはないからです。

ノワールさんのご心配のように、ご両親の世代がすでに、子どもとの向き合い方、自然環境との接し方、人間以外の動物との接し方と関係性にとまどっているというのが現状だと思います。私は獣医師をしているので動物たちを一つの接点として、そうしたテーマに向き合う立場にいます。多分、こうした意識を持ち続けることが今の世の中に生きるあらゆる人々にとって、非常に重要なことだと感じます。この糸口が自然環境全般、ひいては私たちの日々の生活スタイルにも関わってくるのだと思います。伴侶動物、という存在を通して、未来の世界への姿勢を考える機会だと感じています。

柴内晶子

柴内晶子

獣医師 赤坂動物病院副院長

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